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『ガンダム』セイラさんより気まずい? あまり語り継がれないほうのサービスシーン

セイラさんのサービスシーンが伝説とともに語り継がれているのに比べ、フラウやミライさんのそれがそこまで語られていないのはなぜでしょう。キャラ人気だけではない、とある共通要素が理由かもしれません。

フラウとミライの「それ」がなんか気まずいワケ

問われたのは「ヒロイン力」…ではないかも。『機動戦士ガンダムI/特別版』DVD(バンダイナムコフィルムワークス)
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 昭和のアニメーション作品には、いわゆるサービスシーンがそれなりに見られました。アニメ『機動戦士ガンダム』では、「セイラ・マス」のそれが広く知られることでしょう。劇場版『機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙編』における該当シーンでは、映画館で写真を撮るフラッシュが焚かれたという伝説とともに、ネット上などではいまなお語り継がれています。

 そうした話題のなかで、同じ『機動戦士ガンダム』で入浴シーンを披露した「フラウ・ボウ」と「ミライ・ヤシマ」のふたりは、言及はされてもなぜセイラほどには語られていないのでしょうか。

 もちろん、セイラの入浴シーンは話題性十分でした。TV版から劇場版で大幅にブラッシュアップされ、「半舷休息のはずなのに」というセリフとともに多くのファンの記憶に刻まれている様子がうかがえます。一方で、「フラウのほうが個人的には印象的だった」「ミライさんのほうがより気まずかった」といった声も聞かれながら、セイラほどには語り草となっていないようなのです。

 単純にキャラクター人気の問題でしょうか。それはありうる要素かもしれません。しかしくだんのシーンを改めて振り返ってみると、フラウとミライには、セイラのそれとは明らかに異なる、とある共通した要素が見られました。

 順に見ていきましょう。フラウのケースは、「ホワイトベース」の子供たち「カツ」「レツ」「キッカ」と一緒の入浴シーンとして描かれました。「お姉さんと子供」という家族的な関係性が見えるなかでの入浴描写は「純粋なサービスシーン」に比べ、身近な生活感にあふれているといえるでしょう。

 ミライの場合も、干されていた下着がアムロの顔にひっかかるという、偶発的で生々しさをともなった描写が見られました。ミライが「ホワイトベースのおふくろさん」という立ち位置のキャラクターであることもあいまって、「母親に女性の面を見てしまう気まずさ」に通じるところがあるかもしれません。これは、特に思春期にさしかかった少年たちにとっては、たまったものではないでしょう。

 これらのシーンと、セイラのそれとを比較すると、この「生活感」「生々しさ」という点がポイントになっていそうです。セイラのシーンは明らかに「サービス」として演出され、フラウやミライのケースは「生活描写」としてのリアルさが際立っていた、といえるでしょう。そうした点から前者は話題にしやすく、後者は身近なものとして感じられるぶん口に出すのは抵抗感があるのかもしれません。

 こうしてみると、同じ入浴シーンでも、それぞれにずいぶんと異なることがわかります。ただサービスしておけばよいというだけではなく、キャラクターにあわせた丁寧なシーンづくりが見え隠れしている、といえるかもしれませんね。

(マグミクス編集部)

【画像3枚】こちら「当ててる(?)フラウ」&「これ以上は見せられないミライ」です

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