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ファン再び「もう付き合っちゃえよ」? 『葬送のフリーレン』進展しそうでしないフェルンとシュタルクの関係

放送開始したTVアニメ『葬送のフリーレン』2期で、視聴者がもっとも気になるのは、なかなか進展を見せないフェルンとシュタルクの関係かもしれません。ふたりの今後はどうなるのでしょうか?

誰もがカップルとして認めるふたりだが…?

1000年の時を生きるフリーレンとともに旅をするフェルンとシュタルクは18歳の人間。TVアニメ『葬送のフリーレン』31話の場面カットより (C)山田鐘人・アベツカサ/小学館/「葬送のフリーレン」製作委員会
1000年の時を生きるフリーレンとともに旅をするフェルンとシュタルクは18歳の人間。TVアニメ『葬送のフリーレン』31話の場面カットより (C)山田鐘人・アベツカサ/小学館/「葬送のフリーレン」製作委員会

 待望のアニメ2期の放送が始まった『葬送のフリーレン』の主要キャラのなかでも、「フリーレン」とともに旅をするパーティーメンバーである「フェルン」と「シュタルク」の関係を、ヤキモキしながら見守るファンは多いことでしょう。

 フェルンとシュタルクには、フリーレンがかつて一緒に旅をした「勇者ヒンメル」のパーティーメンバーに育てられたという共通点があります。フェルンは僧侶「ハイター」、シュタルクは戦士「アイゼン」のもとで育ちました。ふたりとも、現時点でともに18歳です。

 アニメ1期の第12話でシュタルクが、アニメ第14話でフェルンがそれぞれ、18歳の誕生日を迎えた描写がありました。どちらも「勇者ヒンメルの死から29年後」で、おそらく同じ年齢だと考えられるでしょう。

 共通点の多いふたりですが、性格は真逆といっても過言ではありません。冷静沈着で淡々と仕事をこなすフェルン。泣き言が多く、リアクションが激しいシュタルク。しかし、ともにフリーレンから絶大な信頼を得て戦いに身を投じています。

 はたから見ても信頼し合っているふたりを見ていると、僧侶の「ザイン」でなくても「もう付き合っちゃえよ!!!」と思うことでしょう。互いを信頼する場面を多々見せながらも、フェルンとシュタルクは恋人にまで関係が進展しないのはなぜでしょうか。

アニメ31話では、シュタルクとフェルンのために、フリーレンがひと肌脱ぐことに (C)山田鐘人・アベツカサ/小学館/「葬送のフリーレン」製作委員会
アニメ31話では、シュタルクとフェルンのために、フリーレンがひと肌脱ぐことに (C)山田鐘人・アベツカサ/小学館/「葬送のフリーレン」製作委員会

 結論からいうと、フェルンもシュタルクも恋や愛といったことと無関係の場所で育っていたことから、自分たちの気持ちだけでは関係を進展できない「幼さ」が原因になっているのではないでしょうか。それは、これまでの些細な出来事からも見えてきます。

 ふたりとも男女の関係に激しく疎い面があります。ザインに投げキッスをしたフリーレンを見て、シュタルクは「エッチすぎる…」とつぶやいていますし、フェルンも「直撃を食らったら危ない」といっていました。ふたりはどうやら、実際の年齢よりもかなり低い恋愛観を持っていると思われます。

 さらにシュタルクは雲を見て、「おっぱい」と「うんこ」みたいだとつぶやき、フェルンに「ガキ」認定されたこともありました。さらに、ともに旅をしているフリーレンも、こうしたことには縁遠いことも大きな問題です。つまりフェルンとシュタルクの関係に刺激を与えるためには、「普通の価値観を持った人間」がパーティーに加わるほかありません。

 そう考えると、ザインが同行していたころは大きな進展はなかったものの、フェルンとシュタルクの間に静かな波風が立っていました。やはり第三者の影響は大きいのかもしれません。もっとも急激な変化はないものの、フェルンとシュタルクの関係は徐々に進んでいくことでしょう。

 アニメ第29話では、毒極竜から逃げる時にシュタルクからもらった鏡蓮華のブレスレットをフェルンが握りしめていたカットがありました。これは原作にないアニメオリジナルです。しかもAパートでは見せず、Bパートの回想シーンで見せるという構成になっていました。

 アニメオリジナル演出にもなるほど、フェルンとシュタルクの関係は重要なポイントなのでしょう。これからも、ふたりの関係がアニメオリジナルでていねいに描写されることが期待されます。進展しそうでなかなか進展しないフェルンとシュタルクの関係を温かく見守りたいと思います。

(加々美利治)

【画像】「えっ、そうだったのか」「伏線回収した(笑)」これがアニメ31話でフリーレンが行きたかった「場所」の美麗画像です

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