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冬アニメの台風の目は『死亡遊戯で飯を食う。』か? 公式Xの急成長からみる「覇権候補」たち

「大豊作」と評判の2026年冬アニメは、メガヒット作以外にも注目作が多い点が際立ちます。今回はXのフォロワー数に着目し、ダークホースと呼べる作品を紹介します。

新作勢の猛追がすごい!

『死亡遊戯で飯を食う。』ビジュアル (C)鵜飼有志・ねこめたる/KADOKAWA/「死亡遊戯で飯を食う。」製作委員会
『死亡遊戯で飯を食う。』ビジュアル (C)鵜飼有志・ねこめたる/KADOKAWA/「死亡遊戯で飯を食う。」製作委員会

 2026年の冬アニメは、人気作の続編から期待の新作まで、過去最高クラスに充実したラインナップがそろいつつあります。各作品がしのぎを削るなか、視聴者の注目度をダイレクトに反映しやすいのがSNS、特にX(旧:Twitter)のフォロワー数です。

 今回、放送前後のフォロワー増加数に着目すると、事前の下馬評を覆す勢いを見せている「ダークホース」的な作品が浮かび上がってきました。1月中旬までの数字をもとに、今期の台風の目を探ります。

●今期最大のダークホースは『死亡遊戯で飯を食う。』

 間違いなく今期一番のダークホースといえるのが、『死亡遊戯で飯を食う。』です。本作は、多額の賞金を求めて命がけのゲームに挑む少女たちの姿を描くサバイバル・アクションで、放送前はフォロワー数4万人程度と、期待の新作のひとつという立ち位置でした。

 しかし、初回1時間スペシャルとして放送された第1話が大きな転機となります。強い意図を感じさせる上質なフィルムに魅了された人が続出し、放送後からこれまでに2万4000人ものフォロワーが増加し、一気に6万4000人を突破しました。新作アニメとしては今期ナンバーワンの伸びを見せており、SNS上でもクオリティの高さに驚く声があふれています。

●バラエティ豊かな新作勢が1万人増超えで追随

 新作勢では、ほかにも『多聞くん今どっち!?』『Fate/strange Fake』『ダーウィン事変』『正反対な君と僕』といった作品が1万人以上の増加数を見せています。ジャンルがバラバラであり、幅広い新作の人気が今期の満足度の高さにつながっているのかもしれません。

 特に『正反対な君と僕』は、1月11日放送開始とやや遅めのスタートでしたが、胸キュン必至な高校生の恋愛をポップに描き、放送直後から一気に数値を伸ばしました。続く第2話も評判がよく、今後さらにファン層を拡大する「台風の目」になる可能性も感じられます。

●続編では『メダリスト』『ゴールデンカムイ』が勢いに注目

 続編ものでは、満を持して放送された『【推しの子】』第3期や『葬送のフリーレン』第2期、『呪術廻戦 死滅回游 前編』といったメガヒット作が圧倒的なフォロワー数を保持しているのは言うまでもありません。

 それら絶対王者に次ぐ勢いを見せているのが『メダリスト』と『ゴールデンカムイ』の最新作です。特に『メダリスト』は、驚くべきことに年末年始から第2期放送前の段階で約1万人も増加していました。TVシリーズ放送前から劇場版の制作も発表されるなど、極めて高い注目作と言えるでしょう。また、久々の新エピソードとなる『ゴールデンカムイ』も、相変わらずの「金カム節」全開の面白さのためか、改めてフォローするファンが後を絶ちません。

 ここまで挙げてきたような伏兵たちが、その圧倒的な「面白さ」でフォロワーを味方につけ、勢力図を塗り替えようとしています。冬クールはまだ中盤にも入っておらず、今後も新作、続編を問わず、どの作品が「今期一番の収穫」として語られるようになるのか、アニメファンはその動向を注視していきましょう。

(はるのおと)

【画像】え、「一瞬で…」 アニメ『死亡遊戯』で最初に“消えた”美女を知る(5枚)

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はるのおと

アニメやマンガ、ゲーム、デジタルガジェットに関するライター・編集。週に65本くらいTVアニメを楽しみながら、大体アニメ関係のメディアや雑誌やムックや公式サイトなどでテキストを書いています。著書に「90年代アニメ&声優ソングガイド」(DU BOOKS)など。いつでもお仕事募集中。
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