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「最初は我慢」と言われる名作アニメ←何話まで観ればいい? 評価が激変した回とは

アニメには、作品の評価を一変させてしまうほど衝撃的な回が存在します。そこに到達する前に視聴をやめてしまうのは、非常にもったいない選択といえるでしょう。そこで今回は、3つの名作アニメを取り上げ、「最低でもここまでは観てほしい」というラインを整理しながら紹介していきます。

作品の面白さが倍増する“転換点”

画像は『STEINS;GATE』キービジュアル (C)2011 5pb./Nitroplus 未来ガジェット研究所
画像は『STEINS;GATE』キービジュアル (C)2011 5pb./Nitroplus 未来ガジェット研究所

 それが多くの人から絶賛される名作アニメと分かっていても、「序盤はつらい」「途中から面白くなる」「全20話以上」などと聞くと、なかなか手を伸ばしにくいものです。では、そうした作品は具体的に何話まで観れば良いのでしょうか? 本記事では、途中でやめると後悔しかねない名作アニメのターニングポイントを紹介します。

●『シュタインズ・ゲート』

 アニメ『STEINS;GATE(シュタインズ・ゲート)』は、数多くの伏線と緻密なシナリオ構成によって高い評価を受けてきたSFアニメです。2010年夏の秋葉原を舞台に、過去へメールを送れるガジェットを手に入れてしまった大学生たちの戦いを描き、文化庁メディア芸術祭では「アニメーション部門 審査委員会推薦作品」に選ばれました。

 本作の魅力は、「タイムマシン」を軸に複数の世界線が干渉し合い、予想外の展開が連鎖していく点にあります。一方で前半は伏線を丁寧に積み重ねる構成となっているうえ、ネットスラングや中二病的なセリフも多く、人によっては「テンポが悪い」「ノリがしんどい」と感じてしまうかもしれません。

 しかしそうした印象は、第13話「形而上のネクローシス」を境に大きく変わります。10話あたりから不穏な空気が漂い始め、13話で重大な事件が起きると、物語は一気に本格SFへと移行するのです。ネット上でも「13話の急展開すげー!」「控えめに言って神」といった声が多く見受けられ、いかに重要な転換点であったかがうかがえます。

●『蒼穹のファフナー』

 同じく「後半から一気に面白くなる」といった評価を受けている作品が、『蒼穹のファフナー』です。本作は2004年に放送されたオリジナルロボットアニメで、孤島で暮らす少年少女たちが、突如襲来した未知の生命体「フェストゥム」に立ち向かう姿を描いた群像劇となっています。

 物語は全25話構成で、1~11話の脚本は山野辺一記さん、12話からはSF作家の冲方丁さんも加わり、16話以降は冲方さん主導の体制へと移行しました。前半は重苦しい展開が続きますが、第16話「朋友~おかえり~」を境にそれまで積み重ねられてきた閉塞感が一気に解放されるような構成となっています。特に主人公「真壁一騎」の精神的な成長は目を見張るものがあり、その変化について「ほとんど別人」と語る視聴者も少なくありません。

 もっとも、後半の盛り上がりが心に強く響くのは、前半で丁寧に「溜め」が描かれているからこそともいえるでしょう。カタルシスを最大限に味わうためにも、1~15話を踏まえたうえで16話にたどり着くことをおすすめします。

●『天元突破グレンラガン』

 2007年に放送された『天元突破グレンラガン』は、地下で暮らす少年「シモン」が、ドリルとロボットを手に「天を突く旅」へ踏み出す熱血ロボットアニメです。東京アニメアワードではTV部門優秀賞、個人賞(キャラクターデザイン)をダブル受賞しており、ネット上でも「熱血系でこれを超えるアニメを見たことがない」などと高く評価されています。

 序盤の6話までは軽快なエピソードが中心で、全体的にギャグ要素も多めです。しかし8話、9話で物語は大きな転換点を迎え、一気にシリアスな方向へと舵を切ります。この段階で強く惹き込まれる人もいれば、まだ魅力を掴みきれないと感じる人も少なくないでしょう。

 ただし物語は第17話「あなたは何もわかっていない」を境に、さらにもう一段階ギアが上がります。世界観やドラマのスケールが大きく広がり、その大胆なスケールアップこそが『天元突破グレンラガン』が名作と称される理由のひとつです。ぜひ17話まで視聴し、本作が語り継がれてきた理由を実感してみてください。

(ハララ書房)

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ハララ書房

エンタメ記事専門の編集プロダクション。漫画・アニメ・ゲームはもちろん、映画やドラマ、声優にも精通。メイン・サブを問わず、カルチャーの最前線を追いかけていきます。

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