マグミクス | manga * anime * game

『呪術廻戦』に潜む「ジャンプ作品」オマージュの数々 分かると倍面白い!

『バガボンド』『るろうに剣心』『ジョジョ』のオマージュも

●東堂の「デカイ女がタイプです」は『バガボンド』そっくり!

 京都高の一級呪術師・東堂葵は、初登場時に「タッパとケツが デカイ女がタイプです」というセリフで強烈なインパクトを与えました。一方、井上雄彦先生作『バガボンド』にも、「斬り合いが好きか」という問いに対し、宮本武蔵が白目をむきながら「大好きです」と答えるシーンが存在しています。どちらも粗暴で屈強な男が、敵を前にして白目をむき、急な敬語で、変態的な告白をしているという点がそっくりです。

 アニメではまだ登場していないシーンですが、『呪術廻戦』には戦闘中の虎杖が「よだれが垂れているのにも気付かない」ほど集中するシーンもあります。これも『バガボンド』の有名なシーンとかなり似ており、完全にオマージュと言えるでしょう。

●「逕庭拳」は『るろうに剣心』の「二重の極み」から?

 主人公・虎杖の繰り出す技「逕庭拳」は、打撃の後に呪力が遅れてやってくることにより、「一度で二度のインパクト」が生じる技。一方、『るろうに剣心』に登場するキャラクター・相楽左之助は、「瞬時に二度の打撃」を与えることで破壊力を生む「二重の極み」という技を繰り出します。

 さらには、アニメにはまだ未登場のキャラクター・与幸吉は、全身包帯に巻かれた姿が『るろうに剣心』の志々雄真そっくり。髪の毛のはみだし具合まで似ています。

●『ジョジョ』っぽいキャラや「パパウパウパウ」まで登場

 アニメにはまだ出てきていませんが、呪胎九相図2番・壊相というキャラクターは『ジョジョの奇妙な冒険』のオマージュ。髪型はモヒカン、筋肉質の体に女性もののボディハーネスというパンチのある見た目をしており、「フワァーオ」という擬音とともに“ジョジョ立ち”で現れます。

 また、マンガ81話の戦闘シーンでは「パパウパウパウ」という擬音が登場。これは、ジョジョ1部に登場するツェペリ男爵が「波紋カッター」を放つときの有名な擬音です。

 他作品を取り入れつつ、オリジナル要素もしっかり立っていることが、『呪術廻戦』の面白さにつながっているのかもしれません。まだ見つかっていないオマージュもたくさんあると思われるので、気になった方は探してみてください。

(古永家啓輔)

【画像】『呪術廻戦』のパクリみたいな作品、と作者がコメントしたマンガがアニメ化

画像ギャラリー

著:藤本タツキ『チェンソーマン』第1巻(集英社)
TVアニメ『チェンソーマン』ティザービジュアル (C) 藤本タツキ/集英社・MAPPA
1 2 3