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『鬼滅の刃』炭治郎の「笑ってはいけない」エピソード3選 作中人物はイラッ?

『鬼滅の刃』の主人公・竈門炭治郎は心が優しい人物。ですが、真面目すぎるがゆえに、相手を「イラッ」とさせてしまうこともしばしば。見ている私たちは笑ってしまう、炭治郎のエピソードをピックアップしました。

良い子なんだけど…頭が固い炭治郎

著:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第1巻(集英社)
著:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第1巻(集英社)

『鬼滅の刃』の主人公・竈門炭治郎は心優しい少年。「禰豆子を人間に戻す」という強い思いで困難に立ち向かう姿は、見る人に勇気を与えてくれます。しかし、炭治郎の真面目でまっすぐな性格は、ときに「頭が固い」という見方もでき……作中では、登場人物を苛立たせてしまうことも。

 悪意などない、”良い子”な炭治郎。それだけに、「笑ってはいけない」のに「笑ってしまう」エピソードをピックアップしました。

●『鬼滅』初のギャグシーン? お金はいらないって言ってるのに!

 鬼になってしまった禰豆子を連れて、冨岡義勇に教えられた鱗滝左近次の元を目指す炭治郎。昼間も禰豆子を連れて歩くため、穴のあいた籠と藁、竹を分けてもらえないかと畑を耕している男性に尋ねます。

 快く譲ってくれるという男性に対し、お金を払おうとする炭治郎。男性は穴のあいた籠なのでお金はいらないと断るも、炭治郎は「いえ払います」と譲りません。最終的には、男性にお金を叩きつける形で支払うことに。半ばキレ気味の男性に「頭の固い子供だな!」と言われ、炭治郎の融通のきかなさが明らかに。

 シリアスなシーンから始まった『鬼滅の刃』で初のギャグシーンと言えるかもしれません。炭治郎役の声優・花江夏樹さんも、ここで真面目なのか、ギャグっぽく演じたほうがよいのか迷ったと「鬼滅ラヂヲ」で明かしています。

●鱗滝さん「判断が遅い!」にもほどがある、炭治郎の迷い

 鱗滝の元へ向かう途中の夜、お堂で鬼に遭遇した炭治郎と禰豆子。斧と、文字通り固い頭で応戦した炭治郎は、木の幹に打ち付けた鬼に小刀で止めを刺そうとします。しかしそこに鱗滝が現れ、「そんなものでは止めを刺せん」と炭治郎を制止します。

 それでは石で頭を叩き潰すしかないのか……と、鬼を苦しませてしまうのではと思い悩む炭治郎。自分たちを殺そうとした鬼に対し、石を打ち付ける決心がつかずに迷い続けます。しかし、そうこうしているうちに夜が明け、鬼は朝日に照らされて絶命。決してギャグシーンではないのですが、何度か見返すと「どれだけ長時間迷ったのか?」とツッコまずにはいられなくなります。

 このあと、鱗滝が「妹が人を喰ったときお前はどうする」と炭治郎に尋ね「判断が遅い」と頬を打つ名シーンがあります。鱗滝ほどの人物になると多少のことで心をざわつかせはしないでしょうが、鬼すら殺せない、優しすぎる炭治郎には描かれていない気持ちがあったのではと邪推してしまいます。判断が遅すぎるにもほどがある……。

●善逸との再会で炭治郎の本領発揮!

 存在そのものがほぼギャグな我妻善逸。そこに炭治郎の実直さ……もとい、天然っぷりが合わさることで、本人たちの必死さとは裏腹に爆笑シーンが完成します。

 女性にしつこく結婚を迫る善逸。チュン太郎から事情を聞いた炭治郎は、善逸が最終選別で会っていることに気付くも「お前みたいなヤツは知人に存在しない! 知らん!」とバッサリ。誰に対しても優しい炭治郎も、善逸のしつこさには汚いものを見るような目を向けます。

 自分は弱い、助けてくれという善逸に「助けてくれってなんだ、善逸はなんで隊士になったんだ」「なんでそんな恥をさらすんだ」と真顔で返す炭治郎。善逸は「言い方がひどい」とわめきますが、炭治郎の発言は至極まっとうです。

 とはいえ、炭治郎はこの時点で善逸が決して弱くはなく、心優しい人物であることを”匂い”で感じていたと思われます。ひたすらネガティブ思想な善逸に、分かりやすく説いてやることもできたはずですが、炭治郎は「教えるのが苦手」な属性も持っているのが厄介。また、まっすぐな性格の炭治郎には、なぜ善逸がこのような行動をとるのか、想像がつかなかったのでしょう……。読者や視聴者が爆笑しているのを知ったとしても、炭治郎はなぜ笑われているのか、分からないかもしれません。

 このあと嘴平伊之助が加わり、通称「かまぼこ隊」がそろうことで『鬼滅の刃』のギャグパートは磨きがかかっていきます。まだアニメ化されていないエピソードで、義勇と炭治郎のやり取りも腹筋崩壊レベルの破壊力です。

(マグミクス編集部)

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