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“名セリフ”の元ネタアニメ3選 実は見たことないかも「いつから錯覚していた?」

SNSや動画配信サイトのコメント欄などでよく見かける、アニメの名セリフ。名セリフだということは知っていても、どのアニメのどういうセリフなのか、よく知らないこともあるでしょう。元ネタとなったアニメやエピソードを知ると、動画鑑賞がより楽しくなるかもしれません。この記事では、名セリフとその元ネタアニメを3選ご紹介します。

汎用性高すぎ注意! 名セリフの元ネタ

「一体いつから~」の元ネタは『BLEACH』 画像は著:久保帯人『BLEACH』第1巻(集英社)
「一体いつから~」の元ネタは『BLEACH』 画像は著:久保帯人『BLEACH』第1巻(集英社)

 アニメの名セリフを見かけても、実は“元ネタ”を知らないことってありますよね。この記事では、知っているとネットサーフィンや動画鑑賞が楽しくなる「名セリフとその元ネタアニメ」を3選ご紹介します。SNSでは「(引用したけど)元ネタは知らない」「元ネタはこれだったのか、今知った」の声が見られました。

●「一体いつから (鏡花水月を遣っていないと) 錯覚していた?」:『BLEACH』第293話

「一体いつから (鏡花水月を遣っていないと) 錯覚していた?」は、『BLEACH』第293話で護廷十三隊・元五番隊隊長の藍染惣右介(あいぜん・そうすけ/CV:速水奨)が言ったセリフです。全員に気付かれないまま、斬魄刀「鏡花水月(きょうかすいげつ)」を使っていた藍染の強さと冷酷さが、よく表れています。

 暗躍する藍染に対し、日番谷冬獅郎(ひつがや・とうしろう/CV:朴ロ美 ※ロの字は王へんに路)たち護廷十三隊とヴァイザードたちは、全力で戦いを挑みます。しかし全員で攻撃しても、藍染には傷ひとつ付けられません。苦戦の末、京楽春水(きょうらく・しゅんすい/CV:大塚明夫)、砕蜂(そいふぉん/CV:桑島法子)、日番谷の3人の連携攻撃で、やっと藍染を破れたかと思われました。しかし、日番谷が斬魄刀を突き刺していたのは、五番隊副隊長・雛森桃(ひなもり・もも/CV:佐久間紅美)でした。藍染はすでに、斬魄刀「鏡花水月(きょうかすいげつ)」の力を使っていたのです。「一体いつから、鏡花水月を遣っていないと錯覚していた?」。挑発する藍染に、日番谷は激昂して――?

 圧倒的な強さを誇る藍染が放ったこのセリフ。大事な仲間である雛森を刺してしまったことと合わせ、視聴者を絶望のどん底に突き落としました。元ネタはかなり冷徹なセリフですが、汎用性が高いため、「一体いつから、週休2日だと錯覚していた?」などさまざまな場面で使われています。なお、このセリフの応答としてよく使われる「なん……だと……?」は、原作・アニメともにセリフにはありませんが、「一体いつから~」を見かけたら返答してみると楽しいかもしれません。この作品は、「dアニメストア」「Netflix」「U-NEXT」などで見ることができます。

●「まだだ! まだ終わらんよ!」:『機動戦士Ζガンダム』第50話

「まだだ! まだ終わらんよ!」は、『機動戦士Ζガンダム』最終話で反地球連邦組織・エゥーゴのクワトロ・バジーナ(CV:池田秀一)が言ったセリフです。地球連邦軍特殊部隊のティターンズ、ジオン残党勢力のアクシズとの三つ巴の戦いになり、必死に戦況を切り抜けます。

 ティターンズのパプテマス・シロッコ(CV:島田敏)を追い、アクシズのハマーン・カーン(CV:榊原良子)とクワトロは三つ巴の戦いに。ハマーンに右腕を斬り落とされ、シロッコには右脚を打ち落とされ、挟み撃ちにされたクワトロ。しかし、「まだだ!まだ終わらんよ!」とその場を切り抜け、バジーナはコロニーの居住ブロックへと逃げ込みます。しばらく三つ巴状態が続き、主人公カミーユ・ビダン(CV:飛田展男)も合流。クワトロはカミーユを連れて、彼を逃がそうとしますが――?

 絶体絶命のクワトロが放ったこのセリフ。「ガンダム」シリーズを見たことがなくても、知っている方は多いかもしれません。「窮地で自分を奮い立たせたいとき」「諦めない強い意志を示したいとき」などによく使われます。「休みが終わってしまう……まだだ! まだ終わらんよ!」「(ガンプラを作りながら)これから塗装もある……まだだ! まだ終わらんよ!」など、SNSでもこのセリフで気合いを入れている方がちらほら見られます。終わらない仕事に立ち向かっているときや疲れが取れないときなど、このセリフを使ってみてはいかがでしょうか。この作品は、「Netflix」「U-NEXT」「バンダイチャンネル」などで見ることができます。

●「取り消せよ……!!! 今の言葉……!!!」:『ONE PIECE』第482話

「取り消せよ……!!! 今の言葉……!!!」は、『ONE PIECE』第482話で、船長である”白ひげ”ことエドワード・ニューゲート(CV:有本欽隆)を馬鹿にされ、激怒したポートガス・D・エース(CV:古川登志夫)のセリフです。あまりの怒りに仲間たちの制止も振り切り、エースは白ひげを侮辱した”赤犬”ことサカズキ(CV:立木文彦)に殴りかかります。

 処刑台からエースを救出した白ひげは自分の死期を悟り、「撤退せよ」と白ひげ海賊団に命じます。涙ながらに船長・白ひげの想いを汲み、撤退する団員たち。しかしエースは、なかなか白ひげの側を離れられずにいました。「俺が親父でよかったか」と問われ、「もちろんだ!」と涙ながらに答えるエース。やっと逃げ出したエースでしたが、海軍本部大将の赤犬は、彼らを引き留めるために「白ひげはしょせん… 先の時代の敗北者じゃけェ……!!!」と挑発します。エースはその言葉を聞き捨てられず、「取り消せよ……!!! 今の言葉……!!!」と激怒して――?

「親父」と慕っていた白ひげを侮辱され、激怒したエースが放ったセリフです。敵の安い挑発に乗り、白ひげの想いを無視して反撃してしまったことから、半ばエースを揶揄する形で「ネタ」として広まりました。強い怒りを表したいときや、なりふり構わない気持ちを表現したいときに使えそうです。ただし、エースをばかにする意味合いで使われることも多いため、用途には注意しましょう。この作品は、「dアニメストア」「Netflix」「U-NEXT」などで見ることができます。

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 元ネタを知って理解を深めることで、他の人の「名セリフコメント」も、より楽しく読めるようになります。気になる元ネタがあった方は、セリフが出た回だけでもぜひ見てみましょう。

※配信状況は記事掲載時点のものです。

(新美友那)

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