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『鬼滅の刃』本当にひどい鬼舞辻無惨のセリフ5選 神様、仏様より、俺様

『鬼滅の刃』の鬼舞辻無惨は、主人公・竈門炭治郎の仇であり、1000年以上もの間、生き長らえている鬼の始祖です。自らの意志に沿わない者は敵味方関係なく、ひどいことを平気で言う無惨の「本当にひどい言葉」を5つ選んでご紹介します。

冷酷で非情、独善的、支配的、高圧的…無惨の言葉

鬼殺隊に襲いかかる無惨 TVアニメ『鬼滅の刃』キービジュアル第3弾 (C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable
鬼殺隊に襲いかかる無惨 TVアニメ『鬼滅の刃』キービジュアル第3弾 (C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable

『鬼滅の刃』の鬼舞辻無惨は、主人公である竈門炭治郎にとっては、家族を殺し、妹、禰豆子を鬼にした仇です。無惨は、1000年以上もの間、生き長らえている鬼の始祖であり、自分の血を人間に与えることで鬼を作り出し、その鬼たちの頂点に君臨しています。

 性格は冷酷で非情、独善的、支配的、高圧的……。彼は敵味方関係なく、自らの意志に沿わない者はけっして許しません。まさに鬼の中の鬼です。ただ、どうも無惨の場合、鬼になる前の人間だった時もその傾向はあったようで、おかげで日光に当たると死んでしまうという唯一の弱点を残す結果になりました。

 そんな無惨ですから、鬼殺隊に対してはもちろん、自分の直属の部下たちにも、ひどいことを平気で言っています。本人は自覚もないかもしれません。それくらいナチュラルに、さらりとひどいことを言うのです。本稿では、数ある無惨の言葉のなかから「本当にひどい言葉」を5つ選んでご紹介します。

※この記事では、まだアニメ化されていないシーンの記載があります。原作マンガを未読の方はご注意ください。

●その1・「頭を垂れて蹲え。平伏せよ」

 那田蜘蛛山 (なたぐもやま)で、下弦の伍・累が殺されたことに腹を立てた無惨は、残りの下弦の鬼たちを集めて、理不尽に叱責したあげくに惨殺します。ファンの間では「パワハラ会議」と呼ばれるほど、無惨のひどさが際立つ場面です。

 この会議では、無惨のどの言葉も心臓が凍りつきそうなほどひどいものですが、そんななかで、登場して最初に言ったこの言葉を選びました。このひと言で、後の会議がけっして楽しいものではないことを、その場にいた全下弦の鬼たちが思い知ったことでしょう。

 威圧されて縮み上がり、答えれば、「貴様共のくだらぬ意思で物を言うな。私に聞かれた事にのみ答えよ」とにらみつけられ……。さらに無惨は、相手の心を読んで混乱させていたぶるという情け容赦のなさ。こんなひどい態度が許されるのは、ひとえに無惨が呪いによって鬼たちの命を掌握しているからです。

 この会議では、無惨は怒りやイライラを抑えることができないかんしゃく持ちであることが分かったと同時に、命をかけて後輩たちの盾になる鬼殺隊の柱たちとは違い、自分の血を分けた鬼であっても、手ごまのひとつ、いや、それ以下にしか見ていないということを印象付けたのでした。

●その2・「何百何千という人間を殺しても私は許されている。この千年、神も仏も見たことがない

 産屋敷耀哉(うぶやしき・かがや)と対峙し、自分のせいで一族が不幸になったことを聞いても、無惨の心には何も響きませんでした。そんな無惨ですから、自分が鬼を作ったことで悲しむ人や命を失う人がいても、とにかく自分が良ければいい、自分の命が守られれば良いと考えます。迷惑極まりない、究極のぶれない生き方です。

 人間に対しても、鬼たちに対しても、さんざんひどいことをしてきたというのに、自分のしてきたことは悪いことではないと断言できるところは、むしろすがすがしささえ感じそうになるほど……。

 しかし、禰豆子という特異体質の鬼、最強の柱がそろった鬼殺隊、成長を続けるかまぼこ隊の登場で、無惨を取り巻く環境は大きく変わります。

あまりのひどさに、炭治郎もまんまる目に…

●その3・「鬼となれば無限の刻を生きられる」

「呼吸とやらを使える剣士を鬼にしてみたい」と、上弦の壱・黒死牟(こくしぼう)を誘った時の無惨の言葉です。

 どうしても弟に届かない剣技や限られた人生の時間に焦り、悩んでいた黒死牟に無惨はつけこみました。そして、黒死牟の心の底に長年、澱のようにたまっていた双子の弟、縁壱への嫉妬を利用したのです。

 黒死牟は元、鬼を狩る剣士でしたから、それまで鬼から人間を守る立場にあったのが、鬼になれば、今度は人間を襲う側になります。しかし、そんなことをも忘れさせるほど、無惨の言葉は黒死牟の心をとらえ、彼は鬼として生きることを選んだのです。

 鬼になり、鍛錬を積む永遠の時を手に入れた黒死牟は、真の意味で縁壱を超えることができたのでしょうか……。

●その4・「もういい。誰も彼も役には立たなかった。鬼狩りは今夜潰す。私がこれから皆殺しにする」

 上弦の壱・黒死牟までやられ、ついにひとりになった無惨は、悲しむどころか、こんな言葉を口にしました。命がけで戦った鬼たちですら、無惨にとっては、自分が生きながらえるための手ごまにしかすぎず、仲間だとは考えていないことを実感できる、ひどい言葉です。

●その5・「私に殺されることは大災に遭ったのと同じだと思え」

 最終決戦の場で炭治郎と冨岡義勇に対峙した無惨の言葉は、まさにひどい名言のオンパレードです。ひと言ひと言が、炭治郎と義勇の目をカッと見開いたまま、まんまるにさせるほど。

 そして無惨の言葉に、「冷たい気持ち」になり、「腹の底まで厭悪(えんお)が渦を巻いた」炭治郎は、「お前は存在してはいけない生き物だ」と改めて無惨を倒すことを心に誓ったのでした。

* * *

 無惨のひどすぎる言葉には、「しつこい」「害虫共」「異常者」……などインパクト絶大なパワーワードがたくさんあります。彼ほど、逆名言が似合うキャラクターもなかなかいないでしょうね。

※禰豆子の「禰」は「ネ」+「爾」が正しい表記

(山田晃子)

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