カードバトルホビー『マジカパーティ』は簡単なのに奥深い! 古参プレイヤーが解説
簡単で覚えやすいが、深い読み合いも可能

続いてはゲームシステムです。小さいお子様(対象年齢6歳以上)でも楽しめるように、ゲームの進行、ルールなどは単純明快。ほかのTCG経験者ならばすぐに覚えられることと思います。そういうわけで文字数の都合もありますから、今回はルールや進行に関してのくわしい話は省略して『マジカパーティ』の特色についてご説明しましょう。
まず、「TCGの基本はデッキ構築から」というのが一般的な常識。ここからがまず斬新です。なぜなら、デッキというものは何を引くかわからないので、それを考慮して構築するもの。しかし、『マジカパーティ』の場合はゲームを進行する際、デッキからどのカードを引くかは自分で決めます。
つまり、TCGあるあるの「あれさえ引けば勝てたのに」がないのです。これがいかに素晴らしいことかは、TCG体験者のみなさんならわかりますよね。TCGアニメでいつもキーカードを引けるキャラを見て、「こんなやつはいない」とボヤくこともないわけです。
それでは強いカードだけで構築すればいい。……そう思いますよね。そこも、キチンとルールでバランスが取れていました。そして何より、好きなカードを好きな順番で出せるということは、深い読みあいがゲームの流れを左右することになります。
この読みあいの部分が、『マジカパーティ』の醍醐味と言えるでしょう。
読み合いのキーとなるのが、カードを場に出した後に行われる「DJ(ドリームジャンケン)」。この勝負に勝った方が場に出しているカードのテキストを使用して、ゲームを有利に進めることができます。
その名の通り、デッキから別のカードを出してジャンケンをするのですが、これが通常のジャンケンの3すくみの上に、グー、チョキ、パーすべてに勝てる「スター」と、そのスターには勝つけれどグー、チョキ、パーには負ける「キラー」という、二重の3すくみになっていて、読みあいに拍車をかけます。ちなみにスターとキラーはデッキに2枚ずつだけ。ここぞという時の切り札となっています。
一見、単純で奥が深い。言い古された言葉かもしれませんが、『マジカパーティ』を説明する際、もっともふさわしい言葉かもしれません。
ちなみに、放送中のアニメの主人公ケズル役は小松未可子さん。相棒のマジン・バルニャーの声は竹内順子さん。ベテランふたりによる絶妙なノリのセリフ回しが魅力的で、アニメ作品としても楽しめます。
そして、まだ本編に登場していませんが、TCGプレイヤーには「This is THE…」でおなじみの佐藤拓也さんもレギュラーのようですから、筆者もワクワクが止まりません。
これからも『マジカパーティ』を楽しんでいこうと思います。
(加々美利治)
※TVアニメ『マジカパーティ』は、テレビ大阪・テレビ東京系列6局ネットにて毎週日曜日09:30から放送中です。
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