【漫画】お盆に孫からZOOM 拒否するおじいちゃんにおばあちゃんの言葉は…結末に涙
2020年のお盆、帰省できない孫がおじいちゃんとZOOMで会話しようとしました。しかしおじいちゃんは「そんなもので済まそうなど」とパソコンの前に来ようとしません。おばあちゃんは「今年はしかたありませんよ」となだめますが……。根田啓史さんのマンガが感動を呼んでいます。
おばあちゃんとの約束とは?「泣いた」「素敵な夫婦」

2020年のお盆、帰省できない孫がおじいちゃんとZOOMで会話しようとしました。しかしおじいちゃんは「バカバカしい」「そんなもので済まそうなど」とパソコンの前に来ようとしません。そんなおじいちゃんを見て、おばあちゃんは「今年はしかたありませんよ」となだめますが……。
根田啓史さん(@dorori_k)による創作マンガ『お盆におじいちゃんがZOOMを覚える話』がお盆シーズンにTwitterで公開されました。本作は2020年の夏に公開された作品の再掲。お盆ならではのほろりとする物語に、読者から「泣いた」「感動」「お盆だからか」「素敵な夫婦」などの声があがりました。
作者の根田啓史さんに、お話を聞きました。
ーー『お盆におじいちゃんがZOOMを覚える話』は2020年の夏に投稿されましたが、お話はどのようにして生まれましたか? また、今回再掲しようと思ったきっかけを教えて下さい。
当時、マンガコミュニティサイトの「アル」さんがTwitterマンガの賞を企画されていて、それに応募しようと思ったのがきっかけです。少ししんみりした話が描きたくて、夏だったので、故人を想う「お盆」をテーマにしたいなと思いました。そこにオリンピックや外出自粛などの時代背景を織り込んで描いていきました。
今回再掲したのは、また同じ季節になったなぁと思ったからです。こういう季節ごとに投稿できる自分のマンガがあるといいなと思っています……。
ーーたくさんの感想が寄せられています。特に印象に残った読者の声について、教えて下さい。
ありがとうございます。「感動した」と言ってもらえたのがやはり一番うれしかったです。あと、再掲して「これ根田さんのマンガだったんだ」と言ってくれた方がいて、予備情報なく読んで記憶に残っているマンガになれたんだと思えて、すごくうれしかったです。

ーー連載中の『異世界行ったら、すでに妹が魔王として君臨していた話。』について、電子書籍が6巻まで発売中です。書籍のご紹介をお願いいたします。
ありがとうございます!! 異世界モノなのですが、わりと戦記物として読んでくれている方が多いなと思います。異世界モノでよくある、「理想の世界でリスタート」という雰囲気ではないかもしれないのですが、また違った楽しみ方をしていただけると思いますので、ぜひ読んでみてください!!
Twitterでは「さぶくえすと」という形で、セルフスピンオフみたいな感じでやっているのですが、本編は丸々描き下ろしで、メインストーリーとしてわりとしっかり描き込んであります。
ーーTwitterで精力的にマンガを公開なさっています。創作するうえでの原動力になるものはありますか?
最近はクリエイター支援のサイトもあり、個人活動の幅が広がってきていて、一般マンガでも自分のマンガを自分で発表して、それで生活することもできるようになってきています。Twitterはそのための認知や、マンガのリアクションを知るのにとてもいいプラットフォームだと思うので、活動の拠点にしています。
もちろん、応援してくださる方や、楽しみにしていてくださる方がいるのも大きな原動力です。
●根田啓史さん 前回のインタビュー
(マグミクス編集部)