10月公開の注目アニメ映画5作品。『マクロス』『オトッペ』…毎週観に行きたくなる?
年明けからアニメ映画が続々登場している2021年ですが、この10月は新たに10本以上が公開されるという多作の月となります。そこで今回はぜひ映画館に足を運んでほしい注目作品を5つ紹介します。
長年愛される『カリ城』が最新技術でよみがえる
アニメ映画が多数制作、公開されている昨今ですが、この2021年10月にはなんと10作品以上があいついで公開されます。今回は、それらのなかで特に注目したい5作品を紹介します。ほかにも、『神在月のこども』や『アイの歌声を聴かせて』といったオリジナルの劇場作品もあるため、どれを観に行くかぜひ検討してみましょう。
●『ルパン三世 カリオストロの城』&『ルパンは今も燃えているか?』(10月1日公開)

10月からTVアニメ第6期も放送される『ルパン三世』。そのアニメ化50周年を記念して同時上映されるのがこの2本です。1979年公開の『ルパン三世 カリオストロの城』は、宮崎駿氏が初めて監督した映画作品であるというのはアニメファンならご存知のとおり。その名作中の名作が4K+7.1ch仕様で上映されるという貴重な機会となります。
スクリーン初登場となる『ルパンは今も燃えているか?』は、原作誕生50周年を記念し、原作者のモンキー・パンチさんが総監督を務めたOVA。過去作の敵役が多数登場するというスペシャルな内容です。なお、この上映は2週間限定のため、興味を持った方は早めに映画館に向かいましょう。
●『劇場版マクロスΔ 絶対LIVE!!!!!!』&『劇場短編マクロスF ~時の迷宮~』(10月8日公開)

『マクロス』シリーズも、40周年を記念して2本立ての上映が行われます。『劇場版マクロスΔ 絶対LIVE!!!!!!』は、2016年にTVアニメが放送された『マクロスΔ』の新作。最新PVでは「銀河争奪歌合戦」というキャッチコピーにふさわしいライブ模様や戦闘シーン、そして過去作の人気キャラクター・マックスの登場が明かされ、周年作品にふさわしいお祭り騒ぎとなりそうです。
『劇場短編マクロスF ~時の迷宮~』は、2011年公開の『劇場版マクロスF~サヨナラノツバサ~』以来、10年ぶりとなる『マクロスF』の完全新作です。こちらのサブタイトルとなっている主題歌『時の迷宮』を収録したシングル、『マクロスΔ』の戦術音楽ユニット・ワルキューレの3rdアルバムやライブイベントなど、音楽を扱う『マクロス』シリーズらしい展開もこの秋には多数。それらを存分に楽しむためにも、シリーズファンは必見の作品です。