血のつながりがない家族 強い絆に「涙腺崩壊」「グッとくる」
アニメやマンガで「血のつながっていない家族」が描かれることがしばしばあります。キャラたちは本物の家族以上に強い絆で結ばれているケースも多いのではないでしょうか。深い関係性に思わずグッとくる「疑似家族」を紹介します。
徐々に絆が芽生える親子愛!
マンガやアニメにおいて、「キャラ同士の絆」が垣間見えるシーンは思わず感動してしまうもの。なかでも「血のつながっていない家族」が強い絆で結ばれていた場合は、より感情を揺さぶられるかもしれません。では実際に、どのような「疑似家族」が人気を集めているのでしょうか。
まず「好きな疑似家族」が描かれている作品として、ネット上ではマンガ『SPY×FAMILY(スパイファミリー)』をあげる人が多くいます。同作は凄腕スパイ・黄昏(たそがれ)が任務のために「仮そめの家族」を作り、新生活を始めるというストーリーです。
第1話で黄昏は孤児院にいた少女・アーニャを引き取りますが、子育て経験がないせいでなかなか意思疎通がはかれません。ある日、アーニャが悪い組織にさらわれてしまう事態が発生。黄昏がリスクを冒して敵地に乗り込み、アーニャを救い出したことでふたりの間に徐々に絆が芽生えていきます。最初の内は「どうせ任務が終わったら孤児院へ戻す」「ただそれだけの関係なんだ…」などと考えていた黄昏ですが、物語が進むにつれて「本物の親子」のような関係性になっていきます。『SPY×FAMILY』は2022年にテレビアニメ化も決定しています。
また「週刊少年ジャンプ」で連載されていた『チェンソーマン』にも、疑似家族による日常シーンが描かれていました。監視役としてデンジやパワーと一緒に住み始めることになった早川アキ。最初は自由奔放なふたりをうっとうしく感じている様子でしたが、アキは次第に「かけがえのない存在」だということに気づきます。そして第74話では、マキマに対し「デンジとパワーだけは…… 生きて…… 幸せになってほしいんです…」と本音をポロリ。ふたりのことを気にかけるアキの優しいセリフに、感動した人も多いのではないでしょうか。
ほかにもネット上では、「『SAO』でキリト&アスナがユイの面倒を見る姿が最高」「『ワンピース』のルフィ・サボ・エースの関係性が一番好き」などのコメントがあがっています。
(マグミクス編集部)