完全に毒親?「ガンダムシリーズ」のヤバい父親3選。不倫、裏切り、娘を宇宙へ…
キング・オブ・やべぇパパは、「最高のニュータイプ」の父親
![カミーユがジェリドを殴り逮捕された際、迎えに来たのはママの「ヒルダ」。彼女は親としての自覚はありそう……。画像は「『機動戦士Zガンダム』メモリアルボックスPart.I [Blu-ray] 」(バンダイビジュアル)](https://magmix.jp/wp-content/uploads/2021/11/211126-yabaipapa-02-236x300.jpg)
●カミーユ・ビダンのパパ「フランクリン・ビダン」
TVアニメ『機動戦士Zガンダム』の主人公、カミーユ・ビダンは、物語序盤は頭に血がのぼりやすく攻撃的でした。女性的な名前の「カミーユ」に強いコンプレックスをもっていて、ティターンズのジェリド・メサに名前をいじられると殴りかかるという見境のない少年でした。
そんな名前を付けた父、フランクリン・ビダンと母のヒルダ・ビダンはともに地球連邦軍の技術士官です。子供の面倒や関心はそっちのけで仕事に取り組む両親で、さらにフランクリンには愛人もいて冷え切った夫婦でもありました。
エゥーゴのガンダムMk-II強奪に加担し、アーガマに乗り込んだカミーユ。これによりティターンズはカミーユの両親を人質に取り、アレキサンドリアに連行しました。ふたりきりになった際、ヒルダがフランクリンに愛人について指摘すると、彼は容赦なくビンタをかまします。後に、同じように愛人に関して怒りをあらわにしたカミーユに対しても問答無用でビンタしているので、「愛人いじり」のディフェンスは弱いようでした。
ここまででも相当なダメ親父ですが、その後さらに加速します。エマ・シーンの手引きによりティターンズ側から脱出したフランクリンは、エゥーゴのアーガマに到着。真っ先にリック・ディアスを見つけ興味津々になり、隙をみてこれを強奪し、ティターンズに投降を試みます。これは「エゥーゴの最新鋭機を持ち帰ったら、認めてもらえるかも」というなんとも浅ましい裏切りでした。
その後、逃走中のMS機内で、直前に妻ヒルダが死んでいるにもかかわらず、愛人をぼんやり思い出してしまうフランクリン。しかし、途中でMk-IIに乗るカミーユに追いつかれ、ビームライフルを向けられます。
発砲をためらうカミーユに対し、フランクリンは「親に銃を向ける……そんな風に育てた覚えはない!」と激怒するも、自分は息子に対しビシバシ発砲しています。結局、アーガマの砲撃と思われるビームをくらったリック・ディアスは大破。その爆発で、フランクリンは死んでしまいました。
技術者としてはMk-IIを開発するなど、かなり優秀だったフランクリンでしたが、家庭面ではネグレクトに不倫、DVと、外道の欲張りセット。最後には救ってくれた味方を裏切り、うっとり愛人を思い出し、息子に向かって発砲するという底の見えないクズっぷりを見せるパパでした。
今回紹介した3人の子供は、いずれも「ニュータイプ」。パイロットとしては有能ですが、『F91』のビルギット・ピリヨがこんなことを言っています。
「昔、ニュータイプってモビルスーツに関しちゃスペシャリストがいたよな。そういうのって、たいがい個人的には不幸だったんだよなぁ」
……なんだか首を縦に振ってしまいます。
(南城与右衛門)


