マンガの「一芸」を極めたキャラ5選 不器用、凡人でも「最強」を超えられる?
「一芸」で天才たちに食らいつく凡人
●『Mr.FULLSWING』子津忠之介
野球マンガ『Mr.FULLSWING』に登場した十二支高校野球部1年生の子津忠之介は、同作を代表する「努力の人」でした。監督の羊谷からも「ピッチャーとしての武器がない」とはっきり言われ、本人もレギュラー陣には遠く及ばない実力と才能を自覚していましたが、それでも諦めず短期間でサイドスローと最遅のスローカーブを身に着けます。
結局そのサイドスローもレギュラーには通用しなかった根津ですが、その根性と素質を買われ、羊谷から直伝のアンダースロー投法「燕(スワロー)」を教わるまでに至りました。そしてアンダースローをひたむきに磨き続けた子津は、ついに夏の県予選3回戦の黒撰高校戦で初登板。地面すれすれのアンダースローでグラウンドの土を巻き上げて球の軌道を隠す「砂燕」も駆使し、チームの勝利に貢献します。何度も壁にぶつかりながらも、最後はアンダースローという「一芸」を信じてひとり立ちした「努力の天才」キャラです。
●『アイシールド21』雷門太郎
アメフトが題材の『アイシールド21』には、天才たちに敵わないことを知りながらも「一芸」を磨き続ける「凡人」たちが多数出てきます。そのなかでも、主人公チーム泥門デビルバッツのワイドレシーバー、「モン太」こと雷門太郎は、「キャッチ」だけは誰にも負けないと最後まで戦い抜いた不屈の男です。
野球部時代はひたむきに守備のポジショニングとキャッチング力を磨くも、コントロールが絶望的で三軍の外野手に甘んじていたモン太。アメフトを始めてからも、155センチと恵まれない体格と決して高くない身体能力で、一流のレシーバーたちと戦うこととなります。それでもボールの縫い目をしっかりつかむセンス、弾道やイレギュラーバウンドを読む力を磨きぬいて、全国大会決勝「クリスマスボウル」まで「キャッチ力」でチームの勝利に大きく貢献します。憧れのプロ野球選手・本庄勝の息子で、日本一の天才レシーバー・本庄鷹までをも打ち破りました。
●『ハイキュー!!』山口忠
バレーボールマンガ『ハイキュー!!』の烏野高校排球部1年のなかで、唯一レギュラーではない男・山口忠。身長は高いものの、これといった武器がなかった彼は烏野町内会チームの嶋田に無回転で打つ「ジャンプフローターサーブ」を教わり、試合の要所で得点を狙うピンチサーバーの道に活路を見出します。
最初こそプレッシャーに負ける場面もあったものの、サーブを徹底的に磨き、ピンチサーバーとして烏野の切り札的存在になっていきました。失敗した後に気持ちを奮い立たせて烏養コーチに自分から行かせてほしいと頼むメンタルや、月島との数々のエピソードも魅力のキャラです。
(マグミクス編集部)