【漫画】疲れたサラリーマン、スーパーでレジの女性に癒やされる しかし店の裏では!?
仕事に疲れたサラリーマンは、スーパーのレジ担当女性の笑顔を見ることが日々の癒やしでした。ある日スーパーの裏にある喫煙所に行くと、彼女とは真逆の雰囲気の強そうな女性店員がタバコを吸っていて……。漫画家・地主さん(@jinusi822)のマンガが「癒やされる」と大きな反響を呼んでいます。
スーパーの裏で出会った強めの女性店員の正体は? 結末に15万いいね!
仕事に疲れたサラリーマン・佐々木は、スーパーのレジ担当・山田さんの笑顔を見ることが日々の癒やしでした。ある日スーパーの裏にある喫煙所に行くと、山田さんとは真逆の雰囲気の強そうな女性店員がタバコを吸っていて……。
漫画家・地主さん(@jinusi822)による創作マンガ『スーパーの裏でヤニ吸う話』がTwitterで公開されました。仕事に疲れた中年男性とスーパーの女性店員の交流を描いた物語。読者からは「めっちゃ好き」「これはたまらん」「癒やされたい」「おじさんがかわいい」「続きが気になる」などの声があがりました。Twitter投稿は4万リツイート、15万いいねを超える話題作となっており、続編も公開されています。
「ビッグガンガン」にて心霊ミステリー『ロクレイ-天成市りんね区役所第六感部助霊課活動記ー』を連載中の作者・地主さんにお話を聞きました。
ーー地主さんの漫画家としてのデビューのきっかけを教えて下さい。
2021年に、働きながら同人活動をしているなかで、現在『ロクレイ-天成市りんね区役所第六感部助霊課活動記ー』という作品を連載させていただいている「ビッグガンガン」の担当さんに声をかけていただいたのがきっかけです。ちょうどマンガ雑誌に応募してみたいなと思い始めていたタイミングだったので、とてもありがたかったです。
ーー『スーパーの裏でヤニ吸う話』のお話はどのようにして生まれましたか?
『ロクレイ-天成市りんね区役所第六感部助霊課活動記ー』を連載しているなかで、創作作品を作る練習として短編マンガを描いてみたら? と担当さんにアドバイスしていたいたのがきっかけです。
連載中の作品が現実離れしたお話なので、『スーパーの裏でヤニ吸う話』は現実寄りのお話にしようと思いました。そのうえで、前職で接客販売をしていたこともあり、スーパーを舞台にして、疲れたサラリーマンのおじさんとかわいいレジの店員さんとの組み合わせで描いてみようかなと考えました。
ーーレジの山田さんと「田山さん」がいいキャラクターですね。それぞれのキャラクター作りで工夫なさった点を教えて下さい。
キャラクターとして二面性がある女性にしたかったので、山田さん(仕事)と田山さん(プライベート)で分けることにしました。
接客業ではたまに理不尽なお客さんと接することがあるのですが、そんななかでも「笑顔でハキハキ働いている店員さん」は常々すごいなと思うので、山田さんは見た目も含めて、仕事への真面目さみたいなところがベースにあります。
田山さんはその反動として、性格にしろ服装にしろ、とにかく真逆にするのを意識しました。あと私が働いていた当時、実際にお店のバックヤードでタバコを吸っていた方の影響もあります。仕事がすごくできて若い子の意見も聞いてくれる大人な方でしたが、そんな一面からは予想もつかないことを時々言うのが面白くて、そういうギャップみたいなものは田山さんに生きていると思います。
ーー作品に対する反応で、特に印象に残った読者の声について、教えて下さい。
サラリーマン・佐々木さんの考えに共感していただけている方が多いらしく、うれしかったです。線引きのできる読者さんに読んでいただけて安心しました。
ーー今後、Twitterで発表される作品については、どのように活動していきたいとお考えでしょうか?
今執筆させていただいいている月刊連載と並行して、佐々木さんと田山さんのお話も大切に考えていきたいと考えています。ショートページ数だからこそ生かせるシチュエーションやアイデアも取り入れていきたいです。引き続き読者の皆さんに楽しんで読んでいただけるとうれしいです。
(マグミクス編集部)