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ファミコン時代の「ジャンプ名作ゲーム」3選 悟空、ケンシロウら夢の共演!

小宇宙で戦うターン制バトル!『聖闘士星矢 黄金伝説』

縦に長いカートリッジに歴代ジャンプヒーローがギッシリ描かれていた『ファミコンジャンプ 英雄列伝』
縦に長いカートリッジに歴代ジャンプヒーローがギッシリ描かれていた『ファミコンジャンプ 英雄列伝』

 ジャンプマンガの華といえばやっぱりバトルマンガですから、アクションゲームをイメージする人は多いでしょう。そんななかでアクションアドベンチャーとコマンド式のRPG要素をかけ合わせた異色作が『聖闘士星矢 黄金伝説』です。

 移動や探索、そして雑魚との戦闘は横スクロールのアクションアドベンチャー、しかし聖闘士同士のバトルではターン制バトルが採用されています。しかもそのバトルも独特で、小宇宙(コスモ)をA Pow(アタックパワー)、H Pow(ハートパワー)といった4つのパラメーターに振り分けて戦います。小宇宙をたくさん消費することでペガサス流星拳などの必殺技が使えます。

 主人公の聖矢が青銅聖衣(ブロンズクロス)を手に入れるところから始まって、サンクチュアリで黄金聖闘士(ゴールドセイント)との闘いまでを描きますが、最後は原作と全く違う展開で終わっていきます。というのも『ドラゴンボール 神龍の謎』と同様に、ゲーム発売時点では原作がサンクチュアリでの激闘を描いた「聖域十二宮編」がまだ終わりを迎えていませんでした。その後、改めて「聖域十二宮編」だけを再現した『聖闘士星矢 黄金伝説完結編』が発売されることになります。

●ジャンプ20周年記念作品は歴代ヒーロー大集結

 最後に、ファミコン時代のジャンプゲームとして外せないのがジャンプ20周年を記念して制作された『ファミコンジャンプ 英雄列伝』でしょう。ピッコロ大魔王に乗っ取られたジャンプの世界を救うべく、バラバラになった勇者を集めるストーリーで、その名の通り、歴代ジャンプのヒーローが集う豪華なゲームになっています。

 当時人気だった『ドラゴンボール』や『キン肉マン』はもちろん、『アストロ球団』や『男一匹ガキ大将』といったゲーム発売当時からさらにさかのぼって過去のマンガ作品も登場します。人気キャラの共演に胸が熱くなる一方で、劇画のバトルマンガである『北斗の拳』のケンシロウと、ギャグマンガ『ついでにとんちんかん』のぬけさく先生が一緒に旅をするという、凄まじいギャップがおかしくもあり、面白くもあるゲームになっていました。

 マップを探索して敵キャラクターにあたると、アクションバトルが始まるというゲームシステムでしたが、ラストバトルのみそれまでに集めたジャンプヒーローたちが次々に出てきて必殺技を使うコマンドバトルになっていました。暗殺拳である北斗神拳の使い手ケンシロウが北斗百裂拳で秘孔をついたかと思えば、日本のサッカー少年である大空翼が「ドライブシュート」を敵にぶつけ、挙句の果てにヌケサク先生が「へんたいギャグ」を繰り出すという、豪華で不思議なバトルが繰り広げられました。

 ジャンプマンガ作品のファミコンゲームタイトルを振り返りました。ファミコン時代ですから、ゲームや設定としてはおおらかな部分もありますが、どの作品も子供の心をしっかりとらえて、その後続々と登場するジャンプゲーム化作品の礎となったタイトルだったと言えるでしょう。

(田下広夢)

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