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どっちが好き?作中で髪型が変わったジャンプキャラ4選 イメチェンの理由も多種多様

マンガでは決意の表れや時間の経過など、さまざまなきっかけによって髪型が大きく変わるアニメキャラクターも少なくありません。どちらが好きか意見が分かれるほか、自分の髪型を推しキャラに近づけようとするファンもいるそうです。今回は人気のジャンプキャラの髪型が変わったエピソードや、作品にどのように影響しているのかを解説します。

髪型から見えてくるキャラクターの変化

リーゼントから坊主頭へ変わった桜木花道が描かれた『SLAM DUNK THE FIRST』ビジュアル (C)I.T.PLANNING,INC. (C)2022 SLAM DUNK Film Partners
リーゼントから坊主頭へ変わった桜木花道が描かれた『SLAM DUNK THE FIRST』ビジュアル (C)I.T.PLANNING,INC. (C)2022 SLAM DUNK Film Partners

 マンガに登場するキャラクターは、あまり年をとらずファッションや髪型にも大きな変化がないというイメージもあります。しかし、自分の不甲斐なさを反省したり、何かを決心したりしたときに思い切って髪を切るエピソードも見られます。

 今回は「週刊少年ジャンプ」の人気作品から作中で髪型が変わるキャラと、そのきっかけになった出来事を紹介します。

●リーゼントから坊主になった理由は責任を感じたから? 『SLAM DUNK』桜木花道

 2022年秋に新作アニメーション映画の公開も控える『SLAM DUNK』の主人公、桜木花道は作中で髪型が大きく変わっています。中学時代は不良だった花道は湘北高校バスケ部に入部した当初は、赤毛のリーゼントが印象的なキャラクターでした。彼の髪型が変わったきっかけは、強豪・海南大附属戦での出来事です。

 インターハイ予選・決勝リーグ1回戦の試合終盤、残り5秒で海南と2点差だった湘北。しかし、花道のパスミスによってそのまま惜敗となってしまいます。いつもは自信過剰なお調子者の花道もショックのあまり学校を休みますが、流川との喧嘩によって吹っ切れた花道は心機一転、坊主頭となるのでした。

 たびたび自分のことを「天才」と豪語する花道でしたが、根は真面目であることを感じさせられるエピソードです。

●作中でも特に髪型が変わるキャラクター 『D.Gray-man』のリナリー

 悪性兵器AKUMA(アクマ)とその製造者である千年伯爵と、エクソシストたちの戦いを描いた『D.Gray-man』。そのヒロインであるリナリー・リーは、登場人物のなかでも髪型の変化が多いキャラクターです。

 初登場時は長い黒髪をツインテールにしていたリナリーでしたが、レベル3のAKUMA・エシを前に決死の一撃を繰り出した反動で、髪が焼け落ちてベリーショートになってしまいます。そこから少しずつ髪が伸び、ショートからボブ、セミロングと髪型の変遷が見られます。

 そんなリナリーは、ファンの間で「どの髪型が特にかわいいか」議論が起こることもしばしば。あらためてリナリーの髪型の変遷に注目しながら読んでみると、新たな発見があるかもしれません。

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