初代プレイステーションの衝撃と思い出 ○×△□ボタンの位置がわからず困惑…
セーブがたくさんできるってすごい!

この時代は、セーブデータがたくさん残せることに衝撃を受けたゲームユーザーも多かったはずです。スーパーファミコン時代、セーブデータはゲームソフトのカートリッジに保存していましたが、その保存容量は必ずしも多くはありません。例えばスーパーファミコンで発売された『ドラゴンクエストVI』は、セーブデータである「冒険の書」は3つまでしか保存できませんでした。
しかし、初代PlayStationでは本体に差し込んだメモリーカードに保存する方式に変わり、いろんなゲームのセーブデータを1枚のメモリーカードに保存可能になり、容量も大きく増えました。
ですから、初代PlayStation用タイトルとして発売された『ドラゴンクエストVII』の「冒険の書」は、メモリーカードの容量が許す限り好きなだけ作ることができました。気軽にたくさんセーブができることが、当時は贅沢に思えたものです。
●『バイオ』の恐怖にたじろぎ、『FFVII』に衝撃を受ける
PとSのロゴが3D空間を意味している、と先述しましたが、初代PlayStationの時代は、3DCGによってゲームの映像表現が劇的に変化したタイミングでした。3D表現によってそれまでと全く違う体験をもたらしたゲームはいくつもありますが、特に衝撃的だったものといえば『バイオハザード』と『ファイナルファンタジーVII』でしょうか。
『バイオハザード』はサバイバルホラーの人気シリーズとして定着しましたが、初めて初代バイオハザードをプレイした時の恐怖は忘れられません。ゾンビがうごめく3D空間を探索する体験は、まるでホラー映画の主人公になったかのような臨場感と恐ろしさがありました。
『ファイナルファンタジーVII』は、他の追随を許さない圧倒的に精細な3DCGに多くのゲーマーが度肝を抜かれ、本作を遊ぶためにPlayStationを購入するユーザーがたくさんいました。今見ると、角ばった体のキャラクターがぎこちなく動くゲームに感じられますが、当時はゲームの進化の最先端を感じさせてくれました。
初代PlayStationは、ゲームが大きく進化していく時代のなかで、新しくゲーム業界に進出したソニー・コンピュータエンタテインメントが作っていたこともあり、多くのゲームユーザーが衝撃を受けました。6月1日から始まる新サービス「PlayStation Plus Premium」で、そんな懐かしい時代のタイトルを遊んでみるのも、良いかもしれませんね。
(田下広夢)



