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『幽☆遊☆白書』のトラウマ場面5選 仙水が変わってしまった地獄の光景…

ジャンプ黄金期を代表する作品のひとつ『幽☆遊☆白書』は、少年マンガとはいえ、オカルト要素もあって意外とトラウマなシーンが多く含まれています。今回は、そのなかでも「これはトラウマになる……」というエピソードを5つ紹介します。

雪菜の目の前で小鳥が……

魔回虫に寄生された群衆が蛍子を襲う『幽☆遊☆白書』6巻(集英社)
魔回虫に寄生された群衆が蛍子を襲う『幽☆遊☆白書』6巻(集英社)

『幽☆遊☆白書』は交通事故で一度死んだ中学生・浦飯幽助が、霊界探偵となって活動するなかで凶悪な敵と戦うバトルマンガで、冨樫義博先生の代表作のひとつです。恐ろしい妖怪たちと対峙するシーンも多く、そのなかにはトラウマになるようなエピソードや描写が数多くありました。

●乱童の力で小さくされた桑原の骨が折られる

 奥義やぶりを専門にしている妖怪・乱童に霊波動奥義を伝承させないため、幽助は桑原とともに幻海の弟子を選定する試験に潜入します。審査を次々とクリアし、志願者同士が戦う4次審査に進んだ時のことでした。その準決勝で、桑原は少林という小坊主と対峙するのですが、彼こそが幽助たちが探していた乱童だったのです。

 乱童は名の知れた呪詛師から奪った技で桑原の身体を小さくすると、彼の身体を拾い上げ、ギブアップしないことをいいことに左腕をへし折ってしまいます。この時の乱童は本来の姿にはなっておらず、妖怪の面影はまるでありません。しかし、桑原の腕をマッチ棒みたいにもろいと笑い、最後には放り投げるその姿にちょっと恐怖を感じます。

●「魔回虫」に操られた人々が蛍子を襲う

 朱雀・青龍・白虎・玄武からなる「四聖獣」という妖怪の犯罪組織は、人間界に移住するため、寄生虫「魔回虫」を使い、人間界を支配しようと考えます。四聖獣のトップ・朱雀が虫笛で操る魔回虫は人間の体内に入り込み、人々を凶暴化させます。霊界からその虫笛を壊し、虫を全滅させるように命じられた幽助は、桑原、蔵馬、飛影とともに四聖獣と対峙。そして幽助たちが朱雀の元へとたどり着いたとき、人間界では魔回虫に寄生された人間たちが、ぼたんと蛍子を襲っていました。

 幽助にとって最も大事な存在の蛍子が教師や町の人から命を狙われ、追い回される光景はまるでゾンビ映画のようです。追いかけてくる人間たちはよだれを垂らし、目の焦点も合っていない異常な雰囲気。自分の町がこうなったらと考えるだけでも恐ろしいうえに、その後の蛍子を見ていても、よくあんなことがあった後に幽助やぼたんと危険な場所に足を踏み込もうとするなと驚いてしまいます。

●氷泪石を作らせるため……氷女・雪菜が目にした残酷な光景

 宝石「氷泪石(ひるいせき)」を作らせて商売をしようと考える男・垂金権造から氷女・雪菜を救出するよう言われた幽助と桑原は、さっそく屋敷へと向かいました。雪菜が涙を流せばその涙が宝石となるため、垂金はいかにして雪菜に涙を流させようかと考えます。結界が貼られた一室に監禁されている雪菜は外に出ることが叶わず、窓際にやってくる鳥たちと戯れることしかできないのですが……。垂金の用心棒として現れた戸愚呂兄弟により、1羽の小鳥が彼女の目の前で殺されてしまいました。

 戸愚呂・兄の伸びる指によって捕まえられ、絞め殺される罪のない小さな小鳥の姿は、雪菜が涙を流すのも当然の残虐シーンです。さらにテレビアニメでは、小鳥の骨の折れる音まで表現されており、余計に嫌な場面として記憶に残ります。

【画像】残酷、グロテスクなシーンもあるが、それを越える面白さがある『幽☆遊☆白書』単行本(5枚)

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