『ワンピース』貴重なキスシーン3選 プリンだけが知っている「最後のお願い」が切なすぎる!
「少年マンガ」とは縁遠いイメージがある「キスシーン」。数少ないキスシーンはシチュエーションがさまざまで見ていて飽きません。この記事では『ONE PIECE』に登場する「キスシーン」を紹介します。
初めてのキスシーンは?

作者の尾田栄一郎先生が「作中で恋愛を描かない」と公言していることもあり、恋愛要素がほとんどない『ONE PIECE(ワンピース)』ですが、数少ないキスシーンが存在しています。シチュエーションはともあれ、メインキャラたちのキスシーンにドキドキした読者も多いのではないでしょうか? この記事では、『ONE PIECE』に登場する希少なキスシーンをご紹介します。
※この記事には「万国(トットランド)編」の内容を含みます。
『ONE PIECE』史上初のキスシーンは、フランキーのワイルドさ全開なワンシーンでした。「ドレスローザ編」でのフランキーとキュイーンのキスシーンで、フランキーの熱烈なキスによって、勇ましかったキュイーンが乙女な表情に激変します。すると、「大人の男の決闘に言葉を挟むような女の口を……。他に一体……なにで塞げってんだ!」と言い出すセニョール・ピンク。ハードボイルドなふたりの姿に、黄色い歓声が止まりませんでした。フランキーの男気あふれる態度がかっこよすぎます。
次に登場したのは「万国編」で、レイジュがヨロイオコゼの毒を吸い出すために、ルフィにキスした場面です。人助けだったのか、気まぐれだったのかは定かではありませんが、巨人族すら即死する、と言われる毒を吸い取ってくれた、ルフィの命の恩人です。読者の間では「ルフィのファーストキスなのでは?」と、話題になりました。あくまで人命救助のためでしたが、レイジュの妖艶な雰囲気にほれぼれしてしまいます。
最後に紹介したいのは、サンジとプリンのキスシーンです。正確にはキスシーンは描かれていませんが、タバコを捨てたことやサンジの目がハートになっていたことを考慮し、ここでは「している」設定で話を進めます。読者ですら見られなかった、プリンだけの甘くも切ない秘密のひと時に、粋な演出を感じます。サンジとの思い出を振り返りながら、プリンが涙をこぼすシーンに胸が苦しくなります。
そして、別れ際の「最後のお願い」はプリンの「メモメモの実」の能力で消されてしまいます。そのため、サンジは「最後のお願い」を果たせていないと考えているはずです。今後、ふたりが再会したらどうなるのかも注目したいところです。
(マグミクス編集部)