文明崩壊後の世界でも楽しそうなマンガ4選!犬と旅したり、夫の帰りを待ったり…
終末世界を生き抜く、ある意味でたくましいキャラクターたち

●『少女終末旅行』 正反対な少女ふたりが崩壊した都市をさまよう
文明崩壊後、廃墟となった都市を半装軌車のケッテンクラートで旅する少女ふたりの姿を描いた『少女終末旅行』(著:つくみず)。食料や燃料を求めて旅を続けるチトとユーリですが、自分たちの境遇を嘆く様子もなく、どこか楽しげです。
冷静で器用なチト、自由奔放で楽観的なユーリという、正反対なふたりがどこかでお互いを信頼しているためか、殺伐とした雰囲気はありません。旅の途中で出会うさまざまな生存者とも、何かを奪い合ったりするどころか、助け合うシーンも多く見られます。
『少女終末旅行』は、ほのぼのとした日常系作品でありながらも、文明が崩壊した理由や都市に秘められた謎などの考察がネットで加熱しています。ふたりのほのぼの旅と謎に満ちた作品を楽しんでみてはいかがでしょうか。
●『花と奥たん』 美味しいご飯を作って夫を待ちわびる
東京の中心部に巨大な花が突如出現し、都市機能が破壊された世界で行方不明となった夫の帰りを待ちわびる主人公・奥たんの日常をテーマにした『花と奥たん』(著:高橋しん)。終末的な世界観でありながらも、奥たんは夫がいつか帰ってくると信じて夕飯を作り続けます。
終末世界であるため、奥たんは停電に悩まされ、食材も満足に購入できないことも珍しくありません。それでも、退避勧告を無視して、夫を待とうと決意した「残され主婦」たちで稲作をして食料難を乗り越えようとしたり、欲しい食材を求めて冒険を繰り広げたりする様子は、日常をどこか楽しんでいるようにも見えます。
夫を待ちながら家事をする奥たんにとっては、崩壊している世界も日常の一部なのかもしれませんね。
(田中泉)





