ほぼ無敵!な『ジョジョ』のスタンド3選 むしろ負けたことが奇跡?
「呼吸」を追尾されたら、もう無理ゲー!?

●第6部「ボヘミアン・ラプソディー」『ジョジョ』で最も人を殺した(?)スタンド
厄介な能力が次々登場する第6部のなかでも、とりわけ地球規模での大災害を引き起こしたスタンドが、DIOの息子・ウンガロの「ボヘミアン・ラプソディー」です。まず、絵本やマンガ、絵画などあらゆるキャラクターをこの世に出現させることができます。そのキャラクターは一般人にも見える状態で実体化され、現実世界で暴れ回るのです。発動された際には、西新宿にラオウが出現し破壊の限りを尽くしたとのこと。他にも直接描写はありませんでしたが、マジンガーZやスパイダーマンなど、最強ヒーローも登場したようです。
おまけに、そのキャラクターたちは人間の精神と肉体を分離させ、精神を追いかけ回して自分たちの物語と「同じ結末」を迎えさせ、死に至らしめます。アナスイは「狼と七匹の子山羊」のなかの、狼と同じ結末に追い込まれそうになりました。
さらに恐ろしいのが、地球全体に及ぶ「射程距離」です。キャラクターたちが世界を壊しまくっている間、ウンガロは飛行機で悠々移動中。どこにいても、この能力から逃れられる術はないのです。最後は『ジョジョ』らしい知略でこの能力は無効化されましたが、あのままでは世界が滅亡していたことでしょう。ネットでは「むしろ負けたことが奇跡」とまで言われている、「ほぼ無敵スタンド」でした。
●第8部「ドゥービー・ワゥ!」息をしたら殺される最悪スタンド
第8部「ジョジョリオン」の敵の岩人間たちは、みな凶悪なスタンドを持っていました。なかでも「ターゲット殺害」への気概がケタ違いなのが、大年寺山愛唱のスタンド「ドゥービー・ワゥ!」です。随分とゴキゲンな名前ですが、その能力は「呼吸を感知し自動追尾する竜巻で、相手を始末する」というものです。
自動追尾で射程距離は無限、部屋でも車のなかでも、呼吸をすると竜巻が現れ攻撃されます。さらに逃げれば呼吸が乱れて追い込まれますし、かといって呼吸を止め続ければ死んでしまいます。発動させたその瞬間に「王手」と言わざるをえません。なお『ジョジョ』は第1部、第2部と「呼吸」を使った波紋バトルが繰り広げられましたが、最新の第8部において、呼吸そのものが標的となるスタンドが出現したのは、不思議な巡り合わせを感じます。
どのスタンドも「初見殺し」すぎる「ほぼ無敵スタンド」で、主人公たちは能力の正体もわからないまま、いきなり襲われています。そんな「詰み」の状態で、いったいどのようにして彼らが生還してきたのか、是非ともその目で確かめていただきたいところです。
(片野)




