ゲーマーたちの「エリクサー症候群」の度合いは? 意見が割れる結果に!【アンケート】
もったいなくて、貴重なアイテムが使えない。そんな「エリクサー症候群」にかかっている方が少なくありません。そこでアンケートを通して、「エリクサー症候群」の傾向と実態について調査しました。5段階のうち、もっとも多かった上位3つを紹介します。
あなたの「エリクサー症候群」度合いは、平均的? それとも……?

ゲームの世界では、貴重なアイテムほど効果が高かったり、形勢を逆転できる力を秘めていたりします。しかし、使えばなくなるので、使用をためらうこともしばしば。人によっては、文字通りの意味で「死んでも使えず」、貯め込んだままクリアすることも珍しくありません。
そんな、貴重なアイテムを使えない状態のことを「エリクサー症候群」と呼び、長く語られ続けてきました。この症状にかかってるかどうかは、人によって意見が明確に分かれ、また「使える・使えない」の線引きもそれぞれで異なっています。
ファミコン時代から長く続く「エリクサー症候群」に、令和のゲームユーザーたちはどれくらい罹患しているのか。また、進行度はどの程度なのか。その実態に迫るべく行った、5段階に分けた進行度のアンケート結果を公開します。第1位から第3位まで詳しく紹介するので、自分がどこに当てはまるのか照らし合わせつつご覧ください。
なお、5段階中もっとも低い「貴重なアイテムでも、使うことに一切躊躇せず」が、回答数も少なくて第5位。そして、2番目に低い「使うと永続的に効果が出るアイテムなら使える(ステータスの永続アップなど)」が、第4位でした。3、4、5段階目の3項目が、このアンケートで上位3枠に食い込んでいます。
●第3位「どんなに強い敵やラスボスでも、貴重なアイテムは絶対使えない」:5票
症状としては最も根深い「絶対に使用しない」という声は、今回のアンケートで第3位に着地。「エリクサー症候群」の代表的な例と言えますが、それはあくまで例であり、傾向という意味では最多数ではなかった模様です。
とはいえ、これだけ強固な姿勢が第3位に食い込むこと自体が、「エリクサー症候群」の侮れなさを物語っているとも言えます。ゲームをクリアし、もう遊ばなくなった場合、貴重なアイテムがあってもなくても、状況的になんら変わりはないはず。それが分かっていてもなお、使えない人がいるのです。
ちなみに筆者も「エリクサー症候群」の自覚があるので、使えない気持ちはよく分かります。もう遊ばなくなっても、もう一度ゲームを立ち上げた時、メニュー画面のなかにそのアイテムがあるかどうか。その有無の差が、とても重要だったりします。
【回答者コメント】
・(自身のエリクサー症候群について)あまり感じず。
・重症なエリクサー症候群を長年患っています…!
・これが自分のこだわりだと思う。ある種の強迫観念に近いかもしれない。