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出すのが「激ムズ」だった、平成ゲームの「隠しキャラ」 心が折れた人が続出?

ゲームの「隠しキャラ」はひと昔前のゲームによく見られましたが、当時は公式サイトもネット掲示板も、いまほど情報が充実していない時代でした。そうしたなかで、自力でたどり着くには少々……いや、かなり鬼畜だった「解放条件」も存在しました。

インターネット黎明期ならではの「情報格差」

『大乱闘スマッシュブラザーズDX』の隠しキャラだった「ミュウツー」 (C)2026 Pokemon.  (C)1995-2026 Nintendo/Creatures Inc./GAME FREAK inc.
『大乱闘スマッシュブラザーズDX』の隠しキャラだった「ミュウツー」 (C)2026 Pokemon.  (C)1995-2026 Nintendo/Creatures Inc./GAME FREAK inc.

 ひと昔前のゲームには、特定の条件を満たすことで解放される「隠しキャラ」がお楽しみ要素としてよく採用されていました。しかし自力では気付きにくい解放条件が設定されていた例もあり、いま振り返ると「解放させる気ないだろ(笑)」とツッコミを入れたくなるものもありました。

●実は「裏道」があった? 『スマブラDX』ミュウツー

 2001年に「ニンテンドー ゲームキューブ」向けに発売された『大乱闘スマッシュブラザーズDX』には、条件付きで解放される隠しキャラが複数存在します。そのなかでも、特にハードルが高いとされるのが「ミュウツー」です。

 その驚愕の解放条件は「対戦ゲームのプレイのべ時間が20時間を超える」または「対戦ゲームを700回以上プレイする」というものでした。たくさん遊んでいれば自然と出会える仕様とはいえ、参戦を知って早く使用したいプレイヤーにとっては少しストレスだったかもしれません。

 しかし、この条件には「裏道」もありました。実を言うと、のべ時間は「対戦を1人分換算でどのぐらいの時間プレイしたか」を表します。つまりコントローラーを4つ接続すると4人扱いになり、実質5時間で条件を満たせるのです。これは当時の公式サイト「スマブラ拳!!」で紹介されていたテクニックでしたが、知らないまま奮闘した人も少なくありません。

●高い壁の先にいた『マリオカートDS』の「HVC-012」

 2005年発売の「ニンテンドーDS」向けソフト『マリオカートDS』にも、条件を知らなければ存在に気付きにくい隠しキャラがいます。それは、ほかの「任天堂」作品でもおなじみの「ファミリーコンピュータ ロボット」こと「HVC-012」です。

「スペシャルカップ(ミラー)」または「サンダーカップ(ミラー)」のどちらかを1位でクリアすると登場する設定で、一見するとシンプルな条件に思えるかもしれません。ただしミラークラスへの到達は、事実上「すべてのクラスのグランプリをクリア」することを意味していました。つまり「HVC-012」に出会うためには、それなりのプレイ量と操作技術が前提となります。

 もちろん作品を隅々まで遊んでいれば、自然と解放される仕様です。とはいえ難易度は決して低くなく、途中で心が折れてしまったという人もチラホラ見かけます。言ってみれば「HVC-012」の解放は、本作をやりこんだプレイヤーだけに与えられるご褒美のような存在でした。

●「点字表」がないと詰む? 伝説のポケモンたち

 やや趣旨は異なるものの、「条件を知らないと出会うのが困難」という点で外せないのが、2002年発売の『ポケットモンスター ルビー・サファイア』に登場する伝説のポケモン「レジロック」「レジアイス」「レジスチル」の3体です。

 舞台となる「ホウエン地方」の「遺跡」に出現するのですが、事前に「おふれのせきしつ」というエリアの謎解きをクリアしなければ入れない仕組みになっています。そして、この謎解きでは「点字」を読む必要がありました。

 なお本作のパッケージには「点字表」が同梱されていたので、それを参照すれば解読は可能でした。しかし紛失してしまった人や、中古でカートリッジだけ購入した人にとっては大きな壁だったはずです。実際、ネット上でも「ルビサファの何が大変って点字でしょ」「説明書なくして点字の読解マジで大変だった」「教科書を使って自力で解いた記憶」といった声があがっています。

 ゲームの「隠しキャラ」解放には、節目ごとに「驚き」と「達成感」が用意されていました。そうした仕掛けの豊かさもまた、往年のゲームがいまなお愛され続ける理由のひとつなのかもしれません。

(ハララ書房)

【画像】「えっ、そういうことか!」 これが『スマブラ』にも登場した任天堂の「HVC-012」です

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