『ダンガンロンパ』発売15周年イベント　「声優交代」の裏話や試遊コーナーにファン歓喜

多くのファンが行列を作ったテストプレイと記念撮影

　2025年11月29日、東京のベルサール日本橋で『ダンガンロンパ』発売15周年を記念した「ダンガンロンパ15周年 -超高校級の大感謝祭-フェス」が開催され、多くの来場客でにぎわいました。新作『スーパーダンガンロンパ2×2』の情報も公開され、大いに盛り上がった当日の様子をレポートします。
『ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生』が2010年11月25日に発売されてから早くも15年が経過しました。2013年にはTVアニメ化、2014年には舞台化も果たし、続編や派生作品も次々と登場する人気シリーズとなり、ゲームコンテンツとして確固たる地位を築いています。そんな『ダンガンロンパ』の登場15周年を記念したイベントが、今回の「ダンガンロンパ15周年 -超高校級の大感謝祭-フェス」です。

　会場は入れ替え制で、終了時間が近づいても次々と新たなファンが到着して列をなすなど、15年の間に積み上げられたファンの熱意を強く感じられました。入口付近には屈指の人気キャラである「超高校級のギャル」江ノ島盾子の等身大パネルが置かれており、多くのファンがスマホをかざしていました。

　今回のイベントで特に多くの行列を作っていたのが、『スーパーダンガンロンパ2×2』の世界最速試遊体験でした。試遊台は多数置かれており、プレイ時間も15分と限られていましたたが、ファンの列が途切れることはなく、新作への期待感の高さがうかがえました。

　また、今回のイベントを彩ったのがコスプレイヤーや着ぐるみです。王馬小吉を担当した副島和樹さんや江ノ島盾子役のやんやんさん、七海千秋役の大塚杏奈さんたちが会場に姿を現すと、臨時の撮影会が開催され、多くのファンがスマホを手に列を作っていました。

　着ぐるみについては、作品の代表的キャラクターでもある「モノクマ」がしばしば会場を練り歩いており、周囲のファンが「モノクマだ！」と嬉しそうに声をあげ、記念撮影を楽しむ姿が見られました。