声優・竹達彩奈が『フリーレン』イベント初参加で「アウラ」を語る 名言の“初出し”裏話に驚き
2026年1月より『葬送のフリーレン』待望のTVアニメ2期がスタートします。それに先立ち、10月11日にTOHOシネマズ新宿で第1期振り返り特別上映【旅の記憶】第2章「断頭台のアウラ編」が公開され、アウラ役の声優である竹達彩奈さんが舞台挨拶を行ないました。当日の様子をレポートします。
今なお絶大な人気を誇る「断頭台のアウラ」

2026年1月より『葬送のフリーレン』待望のTVアニメ2期がスタートします。それに先立ち、10月11日にTOHOシネマズ新宿で第1期振り返り特別上映【旅の記憶】第2章「断頭台のアウラ編」が公開され、「アウラ」役の声優である竹達彩奈さんが舞台挨拶を行いました。当日の様子をレポートします。
断頭台のアウラはわずか3話の登場にも関わらずファンから強く愛され続け、関連商品も多数作られている異色のキャラクターです。舞台挨拶に先んじて行われた特別上映の余韻冷めやらぬなかで登壇した竹達さんは大きな拍手で迎えられ、2年近い時を経ても愛され続けているアウラに対する想いを大いに語ってくれました。
これまで数多くの舞台挨拶をこなしてきた竹達さんですが、『葬送のフリーレン』については今回が初めてのイベント参加で、多くの『フリーレン』ファンが楽しみにしていたことでしょう。
原作を読んだ際のアウラの印象を尋ねられた竹達さんは500年以上生きた魔族ということもあり「人間の感情とはちょっと離れた、ずれたところにいるキャラクターなのかな?」と感じたとのことです。役作りでは「500年の間にいろいろな経験をした分、多少のことでは感情がブレないと考え冷静で狡猾、頭の良い部分をフィーチャーした」と語ってくれました。
その後、イベントではアウラのセリフ生披露へと進み、竹達さんはアウラの手持ちパネルを持ち、代表的なセリフ「ヒンメルはもういないじゃない」を観客の前で披露し、会場を大いに沸かせました。
なお、このセリフについては「アフレコ現場では『ヒンメルはもういないじゃない』というセリフを私は最初少しけしかけるように言っていたのですが、『悪意なく、ただ当たり前のように淡々と(ヒンメルが)いないことを伝えるように』と監督から指示を受けました」と、収録時の初出しエピソードが飛び出しました。
竹達さんが語る貴重なエピソードや生披露された名セリフによって、2年越しに再びアウラの魅力が深まったイベントとなりました。2026年1月からのTVアニメ第2期開始に向け、これからも『葬送のフリーレン』公式の情報が見逃せません。
タイトル:アニメ『葬送のフリーレン』第2期
放送情報:2026年1月16日より 毎週金曜よる23時「FRIDAY ANIME NIGHT」にて放送
コピーライト:(C)山田鐘人・アベツカサ/小学館/「葬送のフリーレン」製作委員会
(早川清一朗)


