屈指の「クズ」と「聖人」登場 新アニメ『北斗の拳』第8話 「タキ」に意外な反応も
新アニメ『北斗の拳』第8話、ジャッカル編の開幕です。少年「タキ」の顛末をめぐる反響は、世紀末ならではの倫理的な問いを視聴者に投げかけています。
「タキ」の犯した「罪」の重さは…?

2026年5月15日深夜(16日未明)、新アニメ『北斗の拳 -FIST OF THE NORTH STAR-』第8話「故郷からの使者」が放送、配信されました。「バット」の故郷にまつわる物語が描かれ、SNSなどには多様な反響の投稿が見られます。
※本記事には『北斗の拳 -FIST OF THE NORTH STAR-』第8話のネタバレが含まれます。ご注意ください。
今話では、『北斗の拳』でも屈指の胸糞キャラとして知られる悪党「ジャッカル」が初登場しました。その声を演じた松山鷹志さんは「絵に描いたような卑怯者。一点の曇りもないクズっぷり」とキャラクターを評し、「皆様にとって二度と見たくないクズ男ジャッカルをご覧頂けるよう、不退転の覚悟をもってお届けいたします」としています。
放送時間中、もっとも反応が多かったのは、バットが幼い頃に暮らした村の少年「タキ」の顛末に関するものです。「た、タキ…。涙が…」「こういうのいっちゃんつらい」「助かる世界線じゃないんですか」といった嘆きの投稿が相次ぎました。
タキ役を演じた石原夏織さんは、「すでに声のイメージも持っている方もいると思うのでとても緊張したアフレコでありました」と、歴史ある原作のキャラクターを演じるプレッシャーを明かしています。
ただその最期をめぐっては、意外な角度の声も上がりました。自分を犠牲にしてまで子供たちの面倒をみている「トヨ」のために水泥棒を働いたタキが、番人のモヒカンに殺され、そしてその番人をケンシロウが倒すという展開なのですが、「このモヒカンさん、何も悪くないやん」「モヒカンは普通に水を守ろうとしただけでは」という声が聞かれたのです。「これは確かにタキが悪いわ」という投稿も見られました。
なお同じ話でケンシロウは、水泥棒にやってきたジャッカルの手下たちには記憶を消して解放するという寛大な処置をとっており、「珍しくモヒカン共に有情」という指摘も出ています。今話の世紀末的な倫理の複雑さが、さまざまなツッコミを生んだようです。
そうしたシビアな世界観のなかで、ジャッカルと対をなすように登場した、『北斗の拳』屈指の聖人ともいわれる「トヨ」おばさんについては、「ホント良い婆さんだよなぁ」「(種もみのミスミなど)老人達はいい人が多すぎる」といった声が聞かれました。
トヨ役の定岡小百合さんは「苛酷な弱肉強食の世界の中で、年老いた弱者である彼女が、自分よりさらに弱い立場にいる幼い孤児たちを、我が身を犠牲にして生きる。なんと尊い姿でしょう。そんな、愛に溢れたトヨの人生に、出会わせて頂き、感謝です」と述べています。
次回は、広く知られる断末魔のひとつ「あべし」の炸裂が予想され、「いよいよあべしが来るぞ」「やっぱりあべしは来週か」と期待が高まっているようです。
(マグミクス編集部 アニメ担当)







