「意外と巻数が少ない」大ヒットマンガ4選 途中で挫折せずに全巻制覇できる!
ギャグマンガ界のカリスマとなった作品!

●『セクシーコマンドー外伝 すごいよ!!マサルさん』全7巻
続いては、いまもなおギャグマンガ界でカリスマ的人気を誇る『セクシーコマンドー外伝 すごいよ!!マサルさん』(著:うすた京介/集英社)です。主人公・花中島マサルは空手・柔道・ボクシングなどあらゆる格闘技で優勝経験のある天才でありながら、相手を油断させることを「技」とする謎の格闘技「セクシーコマンドー」に心酔。その予測不能な行動に、常識人の転入生・フーミンこと藤山起目粒(ふじやま・おこめつぶ)がツッコミながらひたすら振り回されます。
「週刊少年ジャンプ」の看板だった『ドラゴンボール』の連載が終了した衝撃の1995年と同じ年に連載が始まると、そのクセから抜けられなくなる読者が続出。連載自体は2年弱、単行本は全7巻でありながら「ジャンプ」代表作に数えられる作品となりました。
また、この後にうすた京介先生は2000年から10年間にわたって、コミック累計850万部を超える『ピューと吹く!ジャガー』を連載。こちらも絶大な人気を誇りましたが単行本にすると全20巻。こちらも、おもしろさがかなり凝縮された巻数となっています。
●『五等分の花嫁』全14巻
最後は、2022年に完結したばかりのヒット作『五等分の花嫁』(著:春場ねぎ/講談社)です。「週刊少年マガジン」で連載され、これまでにシリーズ累計発行部数は2000万部を突破しています。TVアニメ化に続いて2022年5月には映画版も公開され、興行収入22億円の大ヒットを記録しました。
勉強ができて面倒見のいい高校生の主人公・上杉風太郎が、かわいいけれど全然勉強ができない五つ子姉妹の家庭教師として雇われたことから物語はスタート。最初は風太郎に警戒心や敵対心を持つ子もいましたが、ともに苦難を乗り越えていくうちに絆が深まり、いつの間にか風太郎はモテモテになっていきます。
また、恋愛要素以外にも、風太郎と五つ子との過去の記憶がだんだんと掘り起こされていく謎解き展開もあります。読み始めると一気に深みにハマって、あっという間に14巻が過ぎてしまうかもしれません。
連載期間の長さや単行本の巻数の多さは大ヒットの指標のひとつとなっていますが、それぞれの作品にあったちょうどいい長さも大事なのかもしれません。
(吉原あさお)




