【漫画】女性の隣人は忍者? 勢い良い2人の掛け合いに「なんだこれ」「でも好き」
廊下でばったり出会ったお隣さんが「忍者」だった話を描いたマンガが話題に。ある朝自宅を出た女性は、「忍者」の隣人と鉢合わせしますが、色々と突っ込みどころが多すぎ。彼が見せた「忍術」とは……?
「くだらなくて幸せな話」を共有したい

廊下で出会ったお隣さんが実は「忍者」だった、という話を描いたマンガがTwitterで話題になっています。ある朝、自宅を出た女性は、忍者装束に身を包んだ隣人と鉢合わせ。コスプレではなく「本物の装束」と彼は主張しますが、色々と突っ込みどころが多すぎ。怪しむ女性に、彼はある「忍術」を披露するのですが……。
マンガの読者からは、「なんだこれw でも好き」「くっそ面白い」「幸せになれよ」「続きが非常に気になる」などの声があがっています。
このマンガを描いたのは、漫画家として活動する立葵さん(@hiyokobeya)。小学館のWebマンガアプリ「マンガワン」で『幸せな恋、集めました。』を連載するほか、pixivコミックでも『なにがなんでもハッピーエンド〜立葵作品集〜』を連載中です。今回のマンガについて、立葵さんに聞きました。
ーーTwitterでマンガを描き始めたきっかけは?
もともと、別の名前で少女漫画家としてデビューしていて、昨年まで少しの間活動していました。ですが、そのときはなかなか自分が描きたいものを描けずにいまして……発散みたいな感じで絵柄と名前を変えて描きたいもの(主にコメディ)をTwitterに投稿していたら、今の連載につながっていました。奇跡ですね!
ーー今回のマンガを描こうと考えたきっかけは、何だったのでしょうか?
私は描きたいことを思いつくと、とりあえずメモに書きとめておくのですが、思いついた経緯を忘れてしまったものもチラホラあります。このマンガもそのひとつで、メモには「忍べよ!」とだけ書いてありました。なので、ただ主人公に「忍べよ!」と言わせるシーンを描くためだけに、この漫画を考えました。
ーー女性と「忍者」の軽妙なやりとりで、工夫されたところは?
とにかく自由に、自分らしい掛け合いにしました。工夫したのは、1ページ目最後のコマの「不審者」と「忍者」の「者」をかけたくらいですかね。

ーー他の作品でも、「どんなお話もハッピーエンドにする」というコンセプトを大切にされています。
もともとハッピーエンド主義だというのもあり、「あまり幸せにならなそうな展開を無理やりハッピーエンドにする」というマンガを数年前に初めて投稿したところ、思いのほか周りの反応が良くて、「やっぱりみんなハッピーを求めてるよね!」と思ったのがきっかけです。また私自身、シリアスな展開を描くのが(嫌いじゃないけど)難しかったというのもありますね。
ーーマンガについて、たくさんの感想が寄せられています。特に嬉しかった感想は?
「ノリと勢いが好き」と言ってもらえるのがすごく嬉しかったです! 設定やキャラを褒めて頂けるのもすごく嬉しいのですが、ノリと勢いというのは最も個性が出るところだと思うので……あとは漫画自体にツッコミなどを入れていただけるとニヤッとしちゃいます(笑)。
ーー個人で描かれるマンガについては、今後どのように活動していきたいですか?
「描きたいものを描きたいだけ」をモットーにしていきたいです。自分自身が面白いと思う、くだらなくて幸せな話をこれからも皆様と共有できたら、何よりの幸せです!
(マグミクス編集部)