【漫画】天下一仲が悪い店長との闘い! バイト店員の攻撃に「笑った」「強すぎ」
いつも不機嫌で、周囲への気配りなどを一切しない、バイト先の店長。後任がおらず辞められないバイトは、「無視」などの攻撃で店長と闘います。強烈なキャラクターがTwitterで話題になったマンガ『天下一仲悪い店長とバイト』の作者・丸川こあめさんにお話を聞きました。
「天下一仲悪い」店長vsバイト 闘いの行方は……?

仕事をする上で、人間関係にまつわるストレスは大きい比重を占めるもの。仕事仲間同士、気を遣い合いたいものですが、なかには自分中心な行動をとる人もいます。それが「店長」という立場の人であったら、従業員は「働きづらい」と感じてしまうでしょう。
『天下一仲悪い店長とバイト』と題されたマンガがTwitterに公開されると、キャラクターの強烈さから大きな話題になりました。
マンガの作者は、バイトとして働いていた丸川こあめさん(@marukawakoame)。今回のマンガについて、丸川こあめさんにお話を聞きました。
ーー『天下一仲が悪い店長とバイト』はノンフィクションでしょうか?
実話ベースですが、実際はとても笑い話にはできない雰囲気でした。なるべく軽く読んでもらえるようにギャグテイストにしています。
ーー「あからさまに無視」はかなりメンタルが強くないと発動できないスキルだと思います。その強さはどこで身についたのでしょう?
最初はすごく気を遣って、理不尽なことにも耐えて、時には帰りのロッカーで号泣しました。ですが、ミスをせずに十分仕事をこなせるようになってからは店長の態度に反抗心むき出しで対応していました。結局、仕事をむちゃくちゃ頑張ったので身についたと思います。
ーー「令和元年空耳事件」はテストに出ますか?
テストには出ませんが、『空耳探偵事件簿(編集部注:架空の作品名)』に記録されています(笑)。

ーー「超怖い新人」さんが入社したときの気持ちを教えて下さい。
まさかこんなに強いとは思っていませんでした。出勤初日、店長に「最初なんだからそんな次から次に言われても、分からないでしょうがぁ!」って怒ったのを見て、「なんて素晴らしい人なんだ!」と思いました。
ーー「退職が決まったということは、このシリーズが終わってしまって寂しい」という声がありました。丸川様の思いを教えて下さい。
ありがたすぎるお声です! ごめんね、でもこの職場はもう無理(泣)という感じです。
ーーほかにも、シリーズに対してたくさんの感想が寄せられています。特にうれしかった感想の声、印象に残った読者の声について、教えて下さい。
同じように職場の人間関係で悩んでいる人が、「読んで良かった」「救われた」って言ってくれたのは、描いたかいがあったなぁと思いました。私もそうでしたが、立場上辞めたくてもすぐに辞められない人に、少しでも笑ってもらえたらとてもうれしいです。
ーー今後、Twitterで発表されるマンガについては、どのように活動していきたいとお考えでしょうか?
バイトのスピンオフ的な話も予定していますが、ノープランです。自分らしく好きなことを好きな時に描いていけたらそれでいいよなぁ~と思っています(笑)。
(マグミクス編集部)