『キン肉マン』新作アニメは制作会社が変更に ファンが感じる「不安と期待」とは
盛り上がり次第では「さらに先」も見られる?
あることとは、『キン肉マン』新アニメシリーズは分割クール制になるのではないか?……ということです。
なぜならば、現在のアニメ制作現場では、1年以上の長期にわたって同じ作品を制作できる会社は限られているからです。長期にわたってスタッフを確保できる体力を持つアニメ制作会社は、現在ではそれほどないからです。前述の東映は、そうした体力のある数少ない会社のひとつです。
しかし、何も分割クール制が悪いというわけではありません。多くの作品がクオリティを保つため、昨今では長編になりそうなTVアニメはほとんど分割クール制で制作されています。実はそういった点でI.Gは実績のある会社です。
同じジャンプ作品である『黒子のバスケ』や『ハイキュー!!』を手がけていると言えば、合点がいく人も多いことでしょう。どちらの作品もクオリティ面では素晴らしい作品で、アニメでより大きなヒットを生んだことで知られています。
前述した作品がそうであるように、おそらく2クールほど放送し、一定期間休んでからの再開が予想されるでしょう。クオリティを重視すれば当たり前の処置です。その点では一気に「完璧超人始祖編」のラストまで観たいと考えている人には残念かもしれません。
筆者の予想では「完璧超人始祖編」は一度区切りの良いところまでを2クールにまとめ、その後、間をあけてまた2クールで完結かと思います。もっとも長期に渡ったシリーズですので合計で6クールあるかもしれません。
この分割クール制の良い点は、人気が続く限り次回シリーズもTVアニメ化される可能性があることです。現在の原作マンガの展開を知るファンなら、「完璧超人始祖編」だけでなく次のシリーズ、そして現在のシリーズまでのアニメ化は当然望んでいることでしょう。それが実現する可能性があるということです。
もっとも逆を言えば、思ったほど今回のTVアニメが盛り上がらなければ「完璧超人始祖編」で終わってしまう可能性もゼロではありません。新作アニメをどれだけ盛り上げることができるのか? ファンの応援がカギになります。
筆者もひとりの『キン肉マン』ファンとして、できる限りの熱意をもって、これからTVアニメとなる「完璧超人始祖編」を応援していこうと思います。
(加々美利治)


