【漫画】自宅じゃない階のボタンを押してしまった息子 ドアの先の光景に「ぞわっ」「大人でも怖い」
2歳の頃、マンションのエレベーターで自宅ではない階のボタンを押してしまった長男。停止した階でドアが開くと、思わぬ光景が広がっていました。そして時は過ぎ、2歳になった次男が同じようにボタンを押してしまったところ……。作者のにくきゅうぷにおさんにお話を聞きました。
ドアの先を見て息子たちは急に静かに…

兄弟それぞれの幼少期に、エレベーターで同じ体験をしたことについて描いたマンガが、Instagramで合計1万4000以上のいいねを集めて話題となっています。
長男が2歳の頃、マンションのエレベーターのボタンを押したがり、自宅ではない階のボタンを押してしまいます。停止した階でドアが開くと、そこには思わぬ光景が広がっていました。そして次男が2歳になった頃、同じようにエレベーターでボタンを押してしまい……。読者からは、「これは大人でも怖い」「何のフロアだったのか気になる」などの声があがっています。
このマンガを描いたのは、ブロガーのにくきゅうぷにおさんです。InstagramやWebサイト「ままのて」「コノビー」などでマンガを発表しています。にくきゅうぷにおさんに、作品についてのお話を聞きました。
ーーこの出来事のあと、息子さんたちは、その階について詳しく聞いてきましたか?
よほど怖かったのか、特に聞かれませんでした。
ーー「息子さんたちは、その階で何かが見えたのでは?」というコメントが作品に寄せられていましたが、そのようなことはなかったのでしょうか?
何も見えていないと信じたいです……。私は何も見えませんでした……。
ーーその階について、あとから誰かに聞きましたか?
気になったので、1度管理会社に電話で問い合わせてみたところ、「予約制の会議室がある階で、使っていないときは電気を付けていない」との回答でした。夫にも話すと、後日懐中電灯を持ってその階を確認しに行ってくれて、「あったよ、会議室!」といって戻ってきたのでほっとしました(笑)。
あのときは、子供たちが押しやすい位置にボタンがあったがゆえに、ふたりともたまたま押してしまったんでしょうけど……。
ーー息子さんたちはこの件で、エレベーターがトラウマになりませんでしたか?
現在も、特に問題なくエレベーターに乗ってくれているので、トラウマにはなっていないようです。ただ、当時は怖かったようで、エレベーターのボタンの近くに次男がいると、「押しちゃダメだよ」と長男が慌てて注意してくれることがありました。
ーーこのエピソード以外にも、にくきゅうぷにおさんが体験したエレベーターに関する不気味なエピソードはありますか?
エレベーターに関しては、特にありません。ですが、エレベーター以外ではあります……。
学生の頃の話で、親の軽自動車を借りて山のなかを通学していたときの話です。ガードレールがないヘアピンカーブの急な坂道を通ると近道になるのでよく通っていたのですが、その道の脇にいつもお花が添えられている場所がありました。
夜の帰り道、そこに差しかかると車内のライトがいきなり点滅し始めたり、「ガチャッ」とドアのロックが全部かかったりなどの現象が、時々起きました。車検は問題なかったですし、そこ以外の坂道ではその現象は起きなかったので、当時は「良いおばけが『気を付けてね』と注意喚起してくれたのかもしれない」と、思っていました。
そういったこともあって、道が雪でアイスバーン状になったときは、速度を落として早めにブレーキをかけることを心がけていたのですが、ある日の夜道、その場所でスリップして、ハンドルを取られたことがありました。幸い、早めにブレーキをかける意識を持っていたので、前輪の片方がガードレールのないところからはみ出る程度で済んだのですが……。いま思い返しても不思議な出来事です……。
ーー作品について、どのような意見が寄せられていますか?
「これは大人でも怖いですね!」「何か見えたのかも」「怖い思いをしましたね」など、たくさんのコメントをいただきました。なかには「高校生のとき、友達と乗っていたエレベーターを降りようとしたら、リカちゃん人形みたいなものが落ちてきた」という、エレベーターに関する不気味な体験談も寄せていただきました。
ーー今回のマンガを描いたきっかけを教えて下さい。
なかなかの衝撃的な出来事だったので、忘れないうちにマンガのラフをブログに上げていました。完成まで少し時間があいてしまいましたが、今回ようやく完成させ、各種SNSに投稿できてよかったです。
ーー創作活動で今後、取り組んでいきたいことを教えて下さい。
今後も無理なく定期的に日常マンガを更新していけたらと思います。
●にくきゅうぷにおさん 過去のインタビュー
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(マグミクス編集部)