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こんなギャップはイヤ! かわいい顔して血みどろな記憶に刻まれる閲覧注意のアニメ

ビジュアルや作画は、観るアニメを選ぶポイントのひとつながら、世の中にはかわいらしいキャラクターが惨劇を繰り広げる作品も見られます。その代表ともいえる、歴史や記憶に刻まれるふたつのタイトルを見ていきましょう。

地上波では修正も…身体の切断面や表情までリアルで震える

「エルフェンリート 7th Note」DVD (C)岡本倫/集英社・VAP・GENCO
「エルフェンリート 7th Note」DVD (C)岡本倫/集英社・VAP・GENCO

 アニメを観るとき、かわいい作画や美しいビジュアルに惹かれて選んだという経験はないでしょうか。その最初のイメージ通りで期待を裏切らない作品もあれば、作画が美しくてもとんでもないグロテスクなシーンに驚いた作品もあるでしょう。鑑賞に要注意なギャップがすごすぎていまなお語り継がれる血みどろアニメ作品を見てみましょう。

●『エルフェンリート』

『エルフェンリート』は、岡本倫先生による同名マンガが原作のTVアニメです。

 見えない腕を持ち、人類を淘汰する可能性を秘めた「突然変異体」として極秘裏に離島の研究所に拘束されていた少女「ルーシー」はある日、警備員を大量殺戮し脱走しました。その後、記憶を失って幼児化した彼女が偶然、人間の青年「コウタ」と出会い、そしてふたりの共同生活が始まります。

 幼児化し無邪気に振る舞うルーシーは、「にゅうにゅう」としか話せないことからコウタに「にゅう」と名付けられ、穏やかな日常を過ごしていました。やがて、ふとした拍子に本来のルーシーの残虐な性格が蘇り、以降ルーシーとにゅうの、ふたつの人格が入れ替わるようになります。

 たとえばTVアニメ第2話では、ルーシーを追ってきた特殊部隊の隊員「坂東」とのもみ合いで、にゅうから凶悪なルーシーへと変貌した彼女は、坂東の右腕を切断し、両目を潰して返り討ちにしてしまいました。

「美少女が戦う」というシチュエーションは、さほど珍しいものではありませんが、本作はそこに胴体や四肢の切断など残虐なスプラッター要素が加わります。切断された身体の断面は骨までリアルに描かれており、「テレビ史上最もグロいアニメ」と評する声も聞かれました。またそうした残虐シーンだけでなく、いじめや差別からくる「胸糞」といわれる描写も盛り込まれています。

 2005年には、過激な暴力描写など一部シーンをカットした内容で「地上波修正版」が放送されました。ルーシーとコウタの悲しい恋物語に「グロさや胸糞を超えたらただ泣ける話」と、ストーリー面を評価する声もあり、つまりただ過激でエログロなだけではなかったからこそ、語り継がれる作品となったのでしょう。

●『ひぐらしのなく頃に』

『ひぐらしのなく頃に』は、同人サークル「07th Expansion」が制作したサウンドノベルゲームを原作とするアニメです。人口2000人未満の村を舞台に、都会からの転校生「前原圭一」が、毎年行われる村のイベント「綿流し」の周囲で起こる連続怪死事件を調べるうちに、村の闇へ足を踏み入れていきます。

 本作は圭一の通う学校の生徒を中心に描かれ、それぞれ別のキャラクターに焦点をあてた6つのパートで構成されています。最初の4つのパートは惨劇の結末を迎えるとタイムリープし、異なる世界線で新たな物語が始まり、あとの2つのパートで謎が明らかになっていく、という流れです。

 各パートで迎える惨劇の描写はグロテスクです。作品のネタバレにつながるため詳細は省きますが、1期の「鬼隠し編」では錯乱状態の圭一がクラスメートを撲殺して血しぶきがあがったり、自分の喉をかきむしって苦しみながら死亡したりと、目を背けたくなる死に際が描かれます。

 また、同じく1期の第16話から始まる「目明し編」の、園崎詩音(しおん)が意中の相手を助けるため拷問器具で自らの爪をはがす様は、苦痛に歪むその表情も相まってアニメ史上屈指のトラウマシーンといわれています。

 キラキラとした瞳の美少女が登場するなか、震撼のグロシーンを容赦なくぶち込んでくる本作については、放送当時から「イラストがかわいいからホラーでも平気かと思ったけどダメだった」「見た目と内容のギャップがエグい」といった声が相次ぎました。

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 いずれの作品もビジュアルとは打って変わり、多感な時期の子供に見せられないようなエログロ描写が詰め込まれています。心の準備をして密かにその物語を楽しみましょう。

(LUIS FIELD)

【画像】「かわいい」と思って油断するな! こちらが鬱展開やトラウマシーンが話題になったアニメ作品です(4枚)

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