初代『ポケモン』「ヒトカゲを選ぶとキツい」はホント? 実際にプレイして見えた「トラウマな敵」
ヒトカゲの前に立ちはだかるのは「カスミ」! 鬼のように強いアイツが登場

続いてはオツキミ山を通ってハナダシティを目指します。道中は虫取り少年が多くトレーナーとのバトルは楽勝で、あっさりとリザードに進化しました。
オツキミ山は野生のポケモンから逃げればそこまで問題なし。また、ここで重要なのが「メガトンパンチ」のわざマシンを拾うかどうかです。
この技は威力が高いノーマル技で、「ひのこ」と「ひっかく」しかないリザードにはかなり重要です。しかもハナダシティに行くと一時的に戻れなくなる(わざマシンを入手できなくなる)ので、この技の有用性を知っているかどうかでバランスが大きく変化します。
そして、ハナダシティに到着しレベル20でカスミに挑みます。前哨戦となるヒトデマンは「メガトンパンチ」でなんとかなりますが、その後に出てくるスターミーがとにかく強い。その強さは「恐ろしい」のひと言です。
スターミーは非常にすばやいポケモンなうえ、「バブルこうせん」の火力がとてつもなく高いです。『ポケットモンスター 赤・緑』ではスターミーが通信対戦でもよく使われていたようにまさしく一線級のポケモンで、序盤に出てきてはならないくらいの存在でした。
さらに、手に入る回復アイテムが「きずぐすり」(HP20回復)なのも痛い。どうしても回復が間に合わなくなってしまいます。
もちろん、リザードで勝つ方法もなくはないです。ひとつは「きりさく」を覚えるまでレベルを上げること。初代の「きりさく」は急所率が高すぎる状態で、これさえ覚えれば倒せなくないでしょう。
あるいは、橋を超えた24番道路でナゾノクサかマダツボミを仲間にする方法もあります。くさタイプのポケモンを出すとスターミーは「たいあたり」しか使わなくなるので、希望が見えてくるのです。
ただし、ナゾノクサおよびマダツボミの出現率は25%とあまり高くありません。さらにスターミーの「たいあたり」はまあまあ威力があるので、複数のくさタイプポケモンで迎え撃つ必要があるでしょう。
さて、こうして振り返ってみると、初代ポケモンの序盤はポケモンに関する基礎知識がかなり重要だとわかります。タケシはステータスや技について、カスミではわざマシンやタイプ相性、そして有利なポケモンをどこで捕まえるかという知識が必要になってきます。
ただ強い技でゴリ押しし続けるであろう子供にとって、カスミのスターミーは世界チャンピオンのように強すぎる存在に見えてくるでしょう。ヒトカゲを選んだゆえに泣くのも無理はありません。
なお、カスミのあとはかなりスムーズに物事が進みます。「きりさく」を覚えてリザードンに進化すれば、もはや敵はいないようなもの。もちろん、ひでん技を覚えさせまくったリザードンにしてしまうと、それはそれで非常に苦労して泣くハメになりますが……(初代はなんとひでん技が忘れられないのです)。
(すすだま)


