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「容赦ないグロ」「ゲームとして成立してない」安易にオススメできない名作ゲーム3選

計り知れないほどのゲームが世に出ているなか、名作なのに「周りにオススメできない」といわれている作品があります。今回は「トラウマ級の残酷描写」「単調な操作性」などの理由で、好き嫌いが分かれる名作ゲームを見ていきましょう。

支離滅裂な世界観、食欲がなくなるグロ描写…なのに中毒性アリ?

『せがれいじり』(エニックス)
『せがれいじり』(エニックス)

 世の中には数々の名作といわれるゲームが存在するなか、万人受けはしないものの「良ゲー」として認められるタイトルもあります。しかし、そういったゲームタイトルは定番のゲームシステムではなかったり、過激で残酷な描写が登場したりと、プレイヤーから「良作だけど人に勧められない」と思われてしまいがちです。今回は、「面白いけれど万人にはオススメできないゲーム」3作を見ていきます。

●『せがれいじり』

 初めてプレイした時に、理解不能な世界観に驚いた人も多いであろうPlayStation用ソフト『せがれいじり』は、まさに「安易にオススメできない」タイトルです。

 1999年6月にエニックス(現:スクウェア・エニックス)から発売された同作は「プレゼントに最悪」というCMのキャッチコピーで売り出されました。公式サイトでは「『おバカに徹する』と言うコンセプト」「ある意味『おバカ』につけるリトマス試験紙です」と説明されています。ちまたでは「伝説のバカゲー」ともいわれています。

 ゲーム内容は、矢印の頭に手足が生えた「せがれ」を操作し、フィールド上に現れる謎のオキモノに触れて、そこで出題される「作文ゲーム」を答えていくというものです。プレイヤーの回答次第で、その後の展開が変わっていきます。

「うんこ」というワードがたびたび登場したり、顏が人で体が牛の「くだん」という不思議なキャラが出てきたりするなど、その理解不能な世界観に、小学生の頃にプレイした際は驚かされた記憶があります。「作文ゲーム」で文章の選択を終えると、その文章に沿ったアニメーションが流れます。どれも意味不明な内容なのに、なぜか違う組み合わせの文章の映像も見たくなるという、謎の中毒性がありました。

 実際にプレイした人からは、「説明書の『せがれをいじることで大きくするゲーム』で爆笑した」「クソゲーに見せかけた名作です」「バランスが絶妙なバカゲー」といったレビューがあがっています。ちなみに、2002年には続編である『続せがれいじり 変珍たませがれ』が発売されました。

●『リンダキューブ』

※以降の本文中には、『リンダキューブ』に関する詳しい記載があります。閲覧にはご注意下さい。

 1987年にNECホームエレクトロニクスから発売された家庭用ゲーム機「PCエンジン」の「鬱ゲー」といえばアルファ・システムの『リンダキューブ』(1995年)が有名です。その後に人気を博して、さまざまなアレンジが加えられたPlayStation版、セガサターン版といった、移植タイトルも発売されました。

 本作は「サイコスリラー+ハンティングRPG」というジャンルで、「サイコスリラー」の名の通りに、作中ではグロテスクな描写や胸をえぐるようなエピソードが展開されます。世界線が違う3種類のシナリオが用意され、そのうちのAとBには特にサイコパスな人による奇行やバイオレンスなシーンが多く描かれていました。

 たとえばAの場合は、ヒロイン「リンダ」の父親である「ヒューム」が黒幕で、ヒュームはリンダの母親「アン」を自身の体に移植していたという残酷な事実が明かされます。そしてBの序盤では、リンダの父と母が何者かに殺されてしまい、リンダも四肢を切断されるという、重めの展開が繰り広げられます。

 いまだに名作として語り継がれていますが、ネット上では「残酷描写はかなりグロテスクなので、安易にオススメはできない」「容赦ないグロ描写。覚悟がない人はトラウマになると思う」などの声があがっていました。グロ耐性によってプレイできる人は限られるといっても、作品自体の評価は高いことには変わりありません。

【画像】え…子供もOKなゲームだと思うじゃん! こちらが任天堂の「トラウマゲー」です(5枚)

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