原作愛感じるマンガ実写化ドラマ3選 「世界観まんま」「改変もプラスに」
ドラマシリーズ化された人気作だが、一番の高評価は初代?

『金田一少年の事件簿』は、作画をさとうふみや先生が担当し、原作を天樹征丸先生、金成陽三郎先生のふたりで担当していたマンガが原作です。名探偵・金田一耕助を祖父に持つ金田一一(きんだいち はじめ)が、幼馴染や警察官とともに難事件を解決していきます。「じっちゃんの名にかけて」というセリフは、読んだことがなくとも1度は聞いことがあるでしょう。
『金田一少年の事件簿』は1995年~1997年、2001年、2005年、2013年~2014年、2022年の5期に渡ってドラマ化されました。主人公の一はシーズン毎に役者が変わり、初代は堂本剛さんで、その後、2代目松本潤さん、3代目亀梨和也さん、4代目山田涼介さん、5代目道枝駿佑さんと続いています。
ドラマオリジナルの事件はなく、これまで原作の数々の猟奇的な事件が実写化されてきました。堂本さんの初代は特に人気かつ内容が過激で、スペシャルドラマで放送された「学園七不思議殺人事件」を皮切りに、「異人館村殺人事件」や「墓場島殺人事件」など、衝撃の事件や残虐な死体も再現されています。
「大人になってから見ても怖すぎ」「シリアスとコメディのバランスが良い」と、原作に近い演出が高い評価を得ました。より原作に近い話を見たいなら初代、ホラー要素が苦手なら4代目以降が見やすいでしょう。
(LUIS FIELD)