旧作ファンも絶賛の「再アニメ化」とは? 原作改変も納得の理由
現代風にアレンジしながらも高い評価を得た作品

●『うる星やつら』
高橋留美子先生の連載デビュー(講談社「週刊少年サンデー」)となった『うる星やつら』は1981年に最初のアニメ化がされ、2022年に再アニメ化されました。また、2024年1月から第2期が放送中です。
同作は地球侵略を企む鬼族の娘である「ラム」から好意を寄せられた、女性に目がない高校生の「諸星あたる」が繰り広げる奇想天外なラブコメディです。
1981年版のアニメ化では、押井守監督がチーフディレクターを務めており、「監督色が強すぎる」という声が一部のファンからあがっていました。モブキャラである「ラム親衛隊」のリーダー「メガネ」をレギュラーにしたり、アニオリ回がたびたび入ったりすることで、一部のファンから不満の声が出ていました。
一方、再アニメ化では、ストーリーがほとんど改変されなかったこともあり、「原作に忠実」と好評を得ています。また、絵柄は1981年版の方が原作に近いですが、新作では緑色の髪色が、電撃を放つ際に虹色へと変化するように描かれています。原作のラムの髪色は光や動きで見え方が変化する「構造色」という設定ですが、旧作では表現できずに緑色で描かれていました。しかし、技術の進歩によって、原作通りに色が変化するという表現を取り入れられたのです。
また、新作『うる星やつら』は令和世代にも受け入れられるよう、オープニングにライブ配信などのシーンを入れて、現代風にアレンジしています。ほかにも、鬼ごっこ中にあたるがラムのブラを取るシーンが「事故でブラが取れた」ことになっており、コンプラ違反にならないような改変がたびたびされています。
ファンからは「コンプラを意識しながらも原作に忠実なのがすごい」「原作をリスペクトしていて好感が持てる」といった声があがっていました。
(LUIS FIELD)



