忘れた頃にやって来る『ハンター×ハンター』 新刊発売に「どんな話だったっけ?」
『HUNTER×HUNTER』といえば長期休載にも関わらず、いまだに高い人気を誇る名作です。現在は暗黒大陸へ向かう巨大船ブラックホエール号を舞台にたくさんの人物の思惑がからみ合う複雑なストーリー展開が進行しています。そこで新刊発売前にこれまでの展開を振り返ります。
あまりにも複雑な展開に頭がショートしそう?

現在休載中の「週刊少年ジャンプ」(集英社)のマンガ『HUNTER×HUNTER』の38巻の発売日が発表されました。発売日は2024年9月4日、およそ1年10か月ぶりの新刊です。しかしあまりに複雑な展開や長い休載期間中にどんな物語だったか、記憶が定かでない方もいるのではないでしょうか?
この記事ではアニメ化されたエピソード以降の内容を振り返ります。
●アニメ版はゴンがジンと出会うまで
アニメ『HUNTER×HUNTER』の最終回は第148話「コレマデ×ト×コレカラ」です。このエピソードは単行本だと32巻に収録されており、ついに主人公である「ゴン」が追い続けていた父「ジン」と出会って、その思いを語り合うというものでした。「ネフェルピトー」を倒すときに使った念能力の副作用で死にかけていたゴンが復活したこともあり、死闘に次ぐ死闘が繰り広げられた「キメラアント編」の本当の最終回といっても過言ではありません。
原作マンガではほとんどセリフのない叙情的な演出だったこともあって、『HUNTER×HUNTER』が終わるのではないか、と思った方も多いのではないでしょうか。
しかしここからの展開は誰もが想像もつかない、新しいフェーズに突入します。なんとキメラアントの王「メルエム」と戦ったハンター協会のトップである「ネテロ」の息子「アイザック」が登場するのです。
そして「カキン帝国」の「ホイコーロ国王」のバックアップのもと、人類がほとんど足を踏み入れたことのない「暗黒大陸」への進出を目指します。ジンがゴンに語ったように、人類の世界は世界の広大さに比べたら本当にちっぽけなものに過ぎません。
そもそも世界の脅威となったキメラアントですら、たまたま「外の世界」で傷つき、人類世界へと流れ着いただけの生物でした。1匹の外来種が人類世界に紛れ込んだだけで、重大なダメージを与える事件を引き起こしたのです。人類領域の外の暗黒大陸はどれだけ危険な世界なのでしょうか?



