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『マクロスF』人気No.1歌姫シェリルの境遇が悲惨すぎる… 少女マンガ版の展開も凄絶!

映画、少女マンガ版でも報われない?

アニメ版とは大幅に違う展開を見せる少女マンガ版『シェリル~キス・イン・ザ・ギャラクシー~』第1巻(マンガ:小山鹿梨子/原案協力:河森正治/講談社)
アニメ版とは大幅に違う展開を見せる少女マンガ版『シェリル~キス・イン・ザ・ギャラクシー~』第1巻(マンガ:小山鹿梨子/原案協力:河森正治/講談社)

「マクロス」シリーズ作品は、「マクロスの世界で起こった史実を元に作られたフィクション」という位置づけのため、TVシリーズや劇場版で展開が異なります。

 劇場版でのシェリルはというと、『劇場版マクロスF ~イツワリノウタヒメ~』、『劇場版マクロスF ~サヨナラノツバサ~』において、物語の舞台となる「フロンティア船団」を訪れた、ギャラクシー船団のスパイという設定に変更されています。また、V型感染症は、脳ではなく声帯にウイルスがいるという設定となり、声帯を切り取り一生歌えなくなるか、死ぬか、もしくはランカの内臓を移植するかの選択を迫られることになります。

 シェリルへの過酷な運命は続き、スパイ容疑で逮捕されて「アルカトラズ刑務所」に収監、死刑判決を受けます。アルトやランカらによって刑務所から救出されるものの、追手からランカをかばい、宇宙空間に投げ出されて生死不明となります。

 劇場版でのグレイスはいわゆるラスボスではなく、最期はシェリルに歌うチャンスを与えて事切れます。衰弱しつつも、命がけで歌ったシェリルにアルトは想いを伝え、TV版ではあいまいなままだった三角関係に決着がつきます。しかし、そのアルトは「バジュラクイーン」とともに姿を消し、行方不明に。シェリルは深い眠りにつき、物語は終わります。

 また、アニメの主人公はアルトですが、シェリルを主人公にした少女マンガ版があります。『シェリル~キス・イン・ザ・ギャラクシー~』(マンガ:小山鹿梨子/原案協力:河森正治)では、アニメ版とかなり設定を変えてシェリルの幼少期からが描かれます。しかしこちらでもやはり熾烈な仕打ちの連続がシェリルを待ち受けます。衣装が切り裂かれるいじめに遭う、ホテルの部屋のスイーツに爆薬が仕掛けられるなどまだ甘いといえる程度で、ライブ中に狙撃され、この世界でも命の危機に陥ります。グレイスの犠牲で一命を取り留めるものの、グレイスは裏切り者として消され、シェリルは家族同然の存在を失っていまいます。

 銀河中を魅了するライブパフォーマンスを披露し、プライベートでも高いプロ意識で周囲を圧倒する存在のシェリルも、素は17歳(公称)相応に傷つき、弱い面も持っています。作中でのシェリルの境遇は悲惨なものでしたが、「あたしは絶望のなかで歌ってみせる」というセリフが象徴するように、どんな暗闇にいたとしても彼女の輝きを鈍らせることはできないのでしょう。

『劇場短編マクロスF ~時の迷宮~』でシェリルのその後が描かれますが、目覚めることのないまま、アルトが戻るのを待ち続けています。いつか、シェリルが目覚め、アルトと再会する日は来るのでしょうか。

(マグミクス編集部)

【画像】え、ヒップがやばすぎません? こちらが過激にもほどがあるシェリルのライブ衣装です(5枚)

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