『ドラゴンボール』最も人気な原作エピソードは? 『DAIMA』放送で再注目も【アンケート実施】
少年マンガの金字塔的存在である『ドラゴンボール』はいくつかの大きなエピソードに分けられます。いずれも面白いものばかりですが、特に読者人気が高いものはどれでしょうか? 今回は「『ドラゴンボール』、どのエピソードが一番好き?」という読者アンケートを実施します。
『ドラゴンボールDAIMA』が間もなく放送開始!
2024年10月11日(金)から新作アニメ『ドラゴンボールDAIMA』が始まります。同作も原作者の鳥山明先生がストーリーやデザインに深く関わっているということで、期待に胸を膨らませている人もいるでしょう。
そんな今こそ、原点であるマンガ『ドラゴンボール』を振り返ってみるのに絶好のタイミング! ということで今回は『ドラゴンボール』の各エピソードから人気のものを探るため、「『ドラゴンボール』、どのエピソードが一番好き?」という読者アンケートを実施します。まずは、大人になって見直すと違った印象を覚えるでそうなエピソードをあげていきます。
●レッドリボン軍~第22回天下一武道会
悟空の少年期を、彼が初めて参加する第21回天下一武道会までと次の第22回天下一武道会までのふたつに分けて考えると、前者における初の「ドラゴンボール」探しや続々と登場するレギュラーキャラクターといったワクワク感もさることながら、後者の濃厚さも特筆したい点です。
再び旅に出た悟空は、今度はレッドリボン軍と「ドラゴンボール」の奪い合いに発展します。そのなかで「人造人間8号(はっちゃん)」や『Dr.スランプ』の「アラレちゃん」、「ウパ」とその父、「カリン」と出会います。さらに「占いババ」のもとで祖父の「孫悟飯」と再会したうえで、「天津飯」や「餃子(チャオズ)」が参加する天下一武道会に臨みます。これらの味わい深いエピソードが単行本約7巻分に集約されており、改めて読み返すとその充実度に驚くはずです。
●ナメック星編
「ベジータ」たち、「サイヤ人」との戦いののち、「ピッコロ(=神)」がいなくなったことで「ドラゴンボール」が失われたため、入院中の悟空に代わって息子の悟飯達が別の「ドラゴンボール」が存在する星に向かう……というところから「ナメック星編」は始まります。
このエピソードではナメック星の住人を巻き込んで悟飯たちとベジータ、そして宇宙の帝王フリーザ軍の三つ巴による「ドラゴンボール」争奪戦が巻き起こるうえ、戦線復帰した孫悟空と「フリーザ」による決戦ではついに「超サイヤ人」が登場します。冒険とバトルという『ドラゴンボール』の面白さがギュッと詰まった、代表的なエピソードのひとつです。
●魔人ブウ編
原作のラストを締めくくった「魔人ブウ編」は、シリアスな展開が続いたそれまでの話と打って変わってライトな雰囲気が強めでした。悟飯が変身した「グレートサイヤマン」の話から始まり、そもそもラスボス的な存在である「魔人ブウ」がギャグ的な言動で……連載当時や初見時はその路線変更に驚いた人もいるでしょう。
ただし読み返すとベジータや「ミスター・サタン」の泣けるシーンや、「ポタラ」や「フュージョン」といったギミックなど見どころも決して少なくありません。大人になってから感じ方も変わっているでしょうし、読み返す価値は充分にあるでしょう。
●あなたが一番好きな『ドラゴンボール』のエピソードは?
『ドラゴンボール』原作は全42巻(完全版は全34巻)あり、大きく分けると上述した3つを含めて7エピソードに分けられます。これら7つのエピソードから特に好きだったものに、好きなシーンなどへのコメントと併せて投票をお願いします!
※本アンケート企画は、アニメ・マンガ・ゲームファンにおける意識調査の一環として実施します。特定の作品に対して、優劣や良し悪しを判断する意図はございません。読者の皆さんにとっての新たな作品の出会いの一助になりますと幸いです。
(はるのおと)