『ジークアクス』歯がある? 9号機? 謎多き主役機「ジークアクス」にまつわる考察
ガンダムシリーズ最新作『ジークアクス』には多くの謎があり、TV放送前から多くのファンが考察を重ねています。そのなかでも特に気になるふたつの謎について見ていきましょう。
「9号機説」に「生体説」…謎が謎を呼ぶ「ジークアックス」

劇場先行版『機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス) -Beginning-』公開からこのかた、各所でさまざまな考察が繰り広げられています。
●そもそも「ジークアクス」ってどういう意味?
「ジークアクス」とは、主人公「アマテ・ユズリハ(マチュ)」が搭乗する主役モビルスーツ(MS)の名称です。しかし当初は「なんて読むんだ」「読みづらい」と感じた方も多かったはず。「ジーク・ジオン」の「ジーク」と、PVで振り回していた「ヒート・ホーク」から「アックス(ax、斧)」のイメージを連想した方もいたことでしょう。
気になるのは先行上映版で「シャリア・ブル」が「ジー・クアックス」と発音している点です。タイトルの「GQuuuuuuX」も、隣り合うGとQが大文字で表記されていることから、シャリア・ブルの発音通り、ふたつが異なる単語の頭文字かもしれません。
この場合、Gはもちろん「ガンダム」、Qは「クアックス」という謎の単語の頭文字と推察できます。末尾のXは、やたらと並ぶuをアタマのQと挟んでいるようで、視覚的な意味がありそうです。そこでクアックスという単語を調べたところ、qux(カックス)という単語に行き当たりました。
これは数式を書いたとき、意味のない数を差し込む際に使う変数の一つでfoo、bar、bazに続いて使われるそうです。hoge(ほげ)とかhogehoge(ほげほげ)のようなものだと解説している方もいます。つまりquxは4つ目の「変数」です。5番目以降はqとxに挟まれているuが増えていくそうで、4番目のqux、5番目のquux、6番目のquuux……となるとのことですから、タイトルの「QuuuuuuX」は9番目に使われる変数ということになります。
宇宙世紀の「ガンダム」シリーズにおいては、これまで「ガンダム〇号機」という名称で複数の「RX-78 ガンダム」が建造されています。つまり「GQuuuuuuX(ジークアックス)」とは「ガンダム9号機」というシンプルな名称を隠蔽しているのかもしれません。「オメガサイコミュ」という試験的な装備を積み込んでいることから、試作機なのでしょう。
●歯があるガンダム
ジークアクスのデザインがはじめて公開されたとき、一部からは「エヴァンゲリオン」のように顎や歯があるという指摘がありました。
この指摘を裏付けるように、劇中でもジークアクスを間近で見たカネバン有限公司の面々は「歯がある」と発言しています。確かにジークアクスの頭部をよく見ると、ガスマスクをくわえているような顎で、生きものっぽさを感じるものです。
またオメガサイコミュが起動したときのギミックにギョッとした方も多いのではないでしょうか。まるで『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』で「ダミーシステム」が起動したシーンのように、コクピットの背後から一対の腕が下りてきたのです。マチュは突然コクピットに生えてきた「手」を握ってジークアクスを操縦します。
さらに、半ばネットミーム化しているシュウジの「ガンダムが〇〇と言っている」というセリフは、まるで「ガンダム」というMSに意思があるようなもの言いです。
これらのデザインや操縦ギミックは、単に「エヴァンゲリオンを生み出したメカデザイナー、山下いくとさんの手によるものだから」のひと言で片づけられるとは思えません。セリフも含め、シナリオや設定と無関係ではないでしょう。
もしかしたら「エヴァンゲリオン初号機」のように咆哮するガンダムが登場するかもしれません。はやく本放送が見たいですね。
※一部修正しました(13日20時10分)
(レトロ@長谷部 耕平)