【漫画】チワワの埼京線への偏見がスゴイ(笑) マッチングアプリで出会った彼に会いに「赤羽」へ行く飼い主に全力ディスる!
出会い系アプリを利用している女性。ある日、マッチングした男性と会うために、電車で横浜へ向かおうとしました。そのことを飼っているチワワに伝えたところ……。Instagramで公開された創作マンガが、「共感です」「偏見が妙にリアルですね(笑)」と話題の作者、「大町四天王」さんにお話を聞きました。
東横線から埼京線に変更…チワワのディスりが最強!

電車の路線によって違う利用客のイメージについて描いた創作マンガ「電車にいる奴」が、Instagramで5700以上のいいねを集めて話題となっています。
出会い系アプリを利用している女性。マッチングした男性と会うために、電車で横浜に向かおうとしていました。そのことを飼っているチワワに伝えると、電車の路線に関する偏見に満ちた意見を述べてきて……。読者からは、「なんてリアルな偏見」「攻めた投稿で好きです!」「赤羽ってそんなところなのか(笑)」などの声があがっています。
このマンガを描いたのは、Instagramでマンガを発表している、イラストレーターの「大町四天王」さんです。大町四天王さんに、作品についてのお話を聞きました。
ーー創作マンガということですが、大町四天王さんの作品を初めて読む人たちに向けて、作中のキャラクターや作品のコンセプトについて教えて下さい。
「キャバ嬢が飼っている、偏見の強い『キャワワ』というチワワが、その偏見を武器に飼い主の夢(結婚)を叶えてあげようとする」という設定のコメディーマンガを描いています。
ーー大町四天王さんは、普段電車を利用していますか?
週に1回程度ですが、利用します。
ーー大町四天王さん自身も、路線によってお客さんのタイプが違うと感じますか?
感じますね。年齢層や風貌、雰囲気など、路線ごとに全然違います。たとえば、中央線は明るく、活気がある印象です。芸能活動や芸術活動など、自分の好きなことをしている人が住んでいる街や駅が多い路線だからかもしれません。
ーーこの作品を制作するときに、こだわったポイントを教えて下さい。
「電車あるある」を見せるために、「偏見の強い犬」というキャラに沿ったストーリーを考えた点です。
ーー作品について、どのような意見が寄せられていますか?
「『赤羽』は、名前的にほぼ左翼」のセリフに対するコメントが1番多かったです。
ーー読者から、「私もこの前、〇〇な人に遭遇しました」という体験コメントもありましたね。最近、大町四天王さんが電車で遭遇した、印象深いエピソードはありますか?
最寄駅の構内でご老人が倒れていたのですが、看護師さんらしきご婦人が、手際良く応急処置している姿を目撃しました。
ーーその様子を見て、どのように感じましたか?
尊敬の念を抱きました。「自分は、ここまで人のために何かできているだろうか」と、自分の仕事について改めて深く見つめ直しましたね。結果、たくさんの人を喜ばせることが自分の役割だと気付き、「もっと仕事を頑張ろう」と、仕事へのさらなるやる気につながりました。
ーー今回のマンガを描いたきっかけを教えて下さい。
「電車あるある」と、埼京線に対する偏見を楽しんでほしかったからです。決して「埼京線は危ないから乗らないように!」という啓蒙ではありません。あくまで偏見として楽しんでいただけたらうれしいです(笑)。
●大町四天王さん 過去のインタビュー
(マグミクス編集部)