『ワンピース』消えたと思ったのに… 最新展開で再浮上したミホーク両親への疑惑
『ONE PIECE(ワンピース)』の人気キャラである「ジュラキュール・ミホーク」には、以前から「あるキャラクター」との親子関係が噂されていました。その説に新たな信ぴょう性が加わり、ファンのあいだで話題になっています。
ファンが気付いちゃった? ある共通点から想像できる親子関係とは

マンガ『ONE PIECE(ワンピース)』(作:尾田栄一郎)では、ときに公式的に発表される前から「キャラクターの親子説」がささやかれることがあります。そして最新の展開で判明した新たな情報から、世界最強の剣士である「ジュラキュール・ミホーク」に新たな考察が生まれ、ファンのあいだで話題になっています。
※本記事にはコミックス110巻以降の情報が含まれています。ご了承ください。
もともと、ミホークは一部のファンからは「冥王」こと「シルバーズ・レイリー」の息子ではないか、とささやかれていました。レイリーは「シャクヤク(シャッキー)」という女性と夫婦関係にあり、そのふたりの特徴がミホークと共通するというのです。例えば、レイリーのあごひげやシャクヤクのもみあげは、ミホークのそれと形が似ています。
さらに作中の時系列にも、彼らの親子関係を連想させる点がありました。コミックス51巻第498話では、シャクヤクが元海賊だったことや「40年も前に足を洗った」ことなどが語られます。これは2年前の「シャボンディ諸島編」での発言であり、シャクヤクが妊娠をきっかけに海賊を辞めたと仮定すれば、現在43歳(2年前は41歳)のミホークが誕生した時期とも重なります。
ただし、108巻のSBSでは、尾田先生からミホークには「海兵を恨む様な過去」「大きな裏切りにあってきた」「孤独」「もう人生に疲れちゃってるトコあります」など、かなり重い過去があることが語られています。もし彼が本当にふたりの子供であれば、両親が健在という状況でヘビーな過去を背負っていることに矛盾も感じられます。
そのため、一度は落ち着いていたこの説でしたが、第1139話で新たな情報が登場し、ミホークとレイリーの「親子説」が再び注目されました。同話では、レイリーと同じく元「ロジャー海賊団」のひとり「スコッパー・ギャバン」が、巨人族の「リプリー」と結婚し、「コロン」という子供を授かったと語られています。
振り返ってみるとロジャー海賊団は、船長で「海賊王」の「ゴール・D・ロジャー」には「ポートガス・D・エース」が、ロジャーたちと旅をしていた「光月おでん」には「モモの助」と「日和」というように、それぞれの主要メンバーに子供たちがいます。
そして彼らと同じように、ギャバンにも子供がいたため、この共通点に気付いたファンからは「やはりレイリーとシャクヤクも子孫を残していて、それはミホークなのではないか」といわれているのです。この説にはSNS上で「ふたりの子がミホークだったらアツいよね」「逆にレイリーにだけ子供がいない、ってパターンもリアルでいいかも」など、さまざまな声がありました。
エースの死やモモの助の存在など、元ロジャー海賊団クルーの子供たちは、重要な役割を果たしています。もしもミホークがレイリーとシャクヤクの子供であれば、彼には今後重要な役割が待っているのかもしれません。
(LUIS FIELD)