『ワンピ』新たな法則発見? 扉絵に隠された秘密と本編との気になる関係性
マンガ『ONE PIECE(ワンピース)』には、作中に見られるさまざまな法則があり、ファンを楽しませています。この仕掛けは、本編のストーリーだけではなく、よく読まないと見逃してしまいそうなところにまで隠されていました。
偶然? それとも計算?

マンガ『ONE PIECE(ワンピース)』(作:尾田栄一郎)には、他のマンガ作品にはない特色として、扉絵でサブキャラクターを主人公にした物語が展開する「扉絵連載」シリーズがあげられます。新事実の発覚も多いこのシリーズでは、初めて登場するキャラクターや、正体不明のキャラが「匂わせ」された後に本編に登場してファンを驚かせたキャラいました。
※本記事は『ONE PIECE』コミックス111巻以降の情報を含みます。ネタバレにご注意ください。
扉絵連載シリーズのひとつ『バギー一味冒険記』では、主人公「モンキー・D・ルフィ」に敗れ、吹き飛ばされてしまった「バギー」が再起する物語が描かれ、海で巨大なカニに襲われたバギーを助ける謎の美女が登場しました。彼女はルフィを探していると語り、バギーの航海に同行します。
そして、コミックス11巻第98話では、この美女の正体が海賊「金棒のアルビダ」であることが発覚しました。アルビダはかつてルフィに倒された海賊で、初登場時にはとてもふくよかでしたが、「スベスベの実」の副作用によってすらっとした長身美女に変貌していたのです。ただ、アルビダ本人は「残念ながらアタシの美しさは さして変わらなかったけど…!!」と発言しており、他人が思うほどは外見の変化を感じていないようでした。
また、現在「海軍本部」の「大佐」と「少佐」として活躍する「コビー」と「ヘルメッポ」を主人公にした『コビメッポ奮闘日記』には、のちにルフィの祖父だと判明する海軍本部「中将」の「モンキー・D・ガープ」が登場します。初登場時のガープは、犬の顔がついたフードで顔を隠した状態で描かれており、コミックス45巻第431話にてようやく本編に初登場して、素顔を見せました。
実は、ガープとそっくりな「ルフィの祖父」は、『ROMANCE DAWN(ロマンス ドーン)』という短編マンガにも登場しています。これは作者の尾田先生が描いた初期の作品で、『ONE PIECE』の原点と言われています。
ただし、ここで登場するガープは海軍ではなく海賊で、『ONE PIECE』での設定とは大きく異なります。『ROMANCE DAWN』を読んでいた読者にとって、ガープがルフィの祖父として『ONE PIECE』にも登場したことは、うれしいサプライズだったのではないでしょうか。
さらに、「海賊王の左腕」と呼ばれた伝説の海賊、「スコッパー・ギャバン」も、扉絵連載に登場していたようです。
『世界の甲板から』という連載で、「双子岬」の灯台守である「クロッカス」と酒を飲み交わしていた人物について、この人物が誰なのか、長らく議論が交わされていました。
そして、第1139話で満を持して本編に登場したギャバンは、服装や髪型がこの謎の男と一致しており、クロッカスと一緒にいた人物であると考えられています。
今後、扉絵連載に謎の人物が登場することがあれば、彼らの動向に要注意です。
(LUIS FIELD)


