『あんぱん』33話 メイコの分かりやす過ぎる恋心と意外な鋭さに反響 「のぶが鈍感すぎ」の意見も
朝ドラ『あんぱん』の33話が放送され、メイコの恋心、のぶと嵩のすれ違いが描かれました。
嵩のプレゼントに対し、のぶは

今田美桜さん主演の2025年前期のNHK連続テレビ小説『あんぱん』は5月14日(水)、第33話が放送されました。前日の32話では「朝田のぶ(演:今田美桜)」と「柳井嵩(演:北村匠海)」の海岸での仲直りシーンが描かれたほか、のぶの妹「メイコ(演:原菜乃華)」が嵩の学友「辛島健太郎(演:高橋文哉)」の優しい性格に惹かれていく描写も話題を呼んでいます。
33話ではさっそくのぶが楽しそうにラジオ体操を指導するも、健太郎に心を奪われたメイコが上の空になり、そのあと朝食では「うち、お嫁さんになりたい」「相手も見付けたき」と言い出しました。メイコが誰に恋しているのか、次女「蘭子(演:河合優実)」にはバレバレです。
その後、あんぱんを買いに来た健太郎が明日東京に帰ることをしったメイコはショックを受けます。さらに、メイコは店に来た嵩の弟「千尋(演:中沢元紀)」の様子を見て、彼ののぶへの恋心にも気付いてしまいました。彼女は千尋に「誰にも言わんき」と言います。
その後、仲直りしたい嵩は銀座で買ってきた赤いハンドバッグをのぶにプレゼントするも、戦地の兵隊のことを思うのぶは「こんな贅沢なもん貰うわけにはいかん」と受け取らず、さらに嵩にこんなものを買う前に戦地に献金すべきだと再度怒ります。そして嵩はのぶが昔と変わったと言い、のぶは最後には「しゃんしゃん東京にいね」と突き放してしまいました。
メイコの恋心や、自分の思いが言えない千尋に対し「メイコがずっとかわいすぎてニコニコしてたら、千尋の表情で泣いた」「メイコが、千尋の気持ちに気が付いたのは、自分も恋をしたから、ですかねぇ」「蘭子だけでなくメイコも勘がいいよね、と言うか、千尋のことに気付かないのぶが鈍感すぎなのか」「メイコにバレるぐらい分かりやすい千尋くん」「ごめんなさい、豪ちゃん&蘭子、健ちゃん&メイコは笑って見れるけど、千尋→のぶは正視に耐えないわ」とさまざまな反応が出たほか、のぶと嵩のすれ違いには「時代の空気に飲み込まれるのぶと違和感を覚える嵩。どっちも悪くないんだよなー。だから辛い」「のぶちゃんと嵩がすれ違っちゃって悲しい。バッグどうするのかな」「嵩の美しいものを美しいと思ってもいけないなんておかしい、ってやなせ先生らしい言葉でぐっと来た」と悲しむ声も出ています。
朝ドラ『あんぱん』は、国民的人気作『アンパンマン』を生み出した漫画家のやなせたかしさんと、その妻である暢さんがモデルの物語です。朝ドラ通算112作目で、「ドクターX~外科医・大門未知子~」シリーズなどで知られる、中園ミホさんがオリジナル脚本を手掛けています。明日34話にも期待が高まります。
(マグミクス編集部)