「深夜でひっそり」とはならなかった衝撃マンガ原作ドラマ 「地上波の限界では」
これまで、人気マンガ原作のドラマは地上波で数多く放送されてきました。特に深夜帯では、原作の世界観を損なうことなく過激なシーンをしっかりと再現した作品も多く存在します。
ズボンのなかに手を忍ばせるシーンに「マジかよ」

これまで深夜帯の恋愛系ドラマでは、純愛ものから不倫ものまで幅広い題材の作品が放送されてきました。なかには、地上波での放送にもかかわらず過激なシーンが登場し、SNSをざわつかせた人気マンガ原作のドラマもあります。
●『恋と弾丸』
箕野希望先生のマンガが原作のドラマ『恋と弾丸』は、2022年に放送されました。ヤクザの若頭「桜夜才臣(演:古川雄大)」と、ごく普通の女子大生「ユリ(演:馬場ふみか)」の禁断の恋愛模様を描いています。
本作は原作通りほぼ毎話ユリと才臣とのラブシーンが登場し、その過激さは視聴者から心配の声があがるほどでした。鍛えられた古川さんの肉体美と、馬場さんの抜群のプロポーションに魅了された人も多かったようです。
また、咲き乱れる桜を背景にラブシーンが繰り広げられる独特な演出は、ファンの間では「桜の間」と呼ばれ、その色彩豊かな映像美も大きな見どころとなっています。才臣とユリの関係を揺るがす事件や、ユリの幼なじみの警察官「ジン(演:木村慧人)」の存在など、最後までハラハラさせる展開も見逃せません。
●『好きなオトコと別れたい』
2024年に放送されたドラマ『好きなオトコと別れたい』は、デジタルコミック誌「comic tint」(講談社)で連載された藤緒あい先生のマンガが原作の作品です。
本作は、主人公「白石郁子(演:堀田茜)」が、惰性で関係を続けているダメ男「黒川浩次(演:毎熊克哉)」の魅力から抜け出せず、年下のハイスペックイケメンの「青山大翔(演:木村慧人)」との間で心を揺さぶられる姿を描いています。
作中には郁子と浩次のラブシーンが随所に盛り込まれており、第1話ではキッチンで料理をする郁子を浩次が後ろから抱きしめて行為に及ぶ生々しい描写も印象的です。浩次が郁子のズボンのなかに手を忍び込ませる場面や、郁子の首筋に熱いキスをするシーンなど、その過激さは序盤から大きな話題となりました。
ダメ男なのにエッチが上手いという浩次の魅力に溺れる郁子の心情には共感の声が多く、浩次役の毎熊さんの常に気だるそうながらも、つい助けたくなる人懐っこい演技も好評だったようです。また、浩次に対し、真っ直ぐに郁子に想いを伝える大翔のどちらを郁子が選ぶのかという恋模様の結末も見どころです。
●『恋のツキ』
「月刊モーニングtwo」(講談社)にて連載されたマンガ『恋のツキ』(作:新田章)は、2018年にテレビ東京とNetflixのタッグでドラマ化されました。
本作は31歳フリーターの主人公「平ワコ(演:徳永えり)」が、同棲中の彼氏「青井ふうた(演:渡辺大知)」がいるにもかかわらず、バイト先で出会った男子高校生「伊古ユメアキ(演:神尾楓珠)」にときめき、一線を超えてしまうという物語です。
ドラマでは、原作よりはぼかしつつも、ワコの口淫やワコとユメアキの濃厚なラブシーンなど、地上波とは思えない演出が次々と登場しました。こういった演出は多くの視聴者を驚かせ、放送を心配する声もあがりましたが、個性豊かな登場人物たちが織り成すドラマはラブシーン以上に見応えがあり、作品としては好評です。
(LUIS FIELD)
