『ワンピ』ロビンの「悪魔の姿」はイム様の生き写し? 大胆すぎる意見とバカにできない根拠
マンガ『ONE PIECE(ワンピース)』では、多くのファンが謎の人物「イム様」の正体について興味を示しています。さまざまな説が浮上するなかで、あるキャラクターがイムの「分身」だという説が注目を浴びています。
イム様の「分身」がいる? ファンの大胆な考察に議論深まる
 (C)尾田栄一郎/集英社・フジテレビ・東映アニメーション](https://magmix.jp/wp-content/uploads/2025/05/250526-imu-01-239x300.jpg)
マンガ『ONE PIECE(ワンピース)』(作:尾田栄一郎)のキャラクターで、その正体についてさまざまな憶測を呼んでいるのが「イム様」です。聖地「マリージョア」にある「パンゲア城」を居城としており、その姿を目にできるのは「五老星」をはじめとする一部の者に限られるため、いまだ情報が少なく謎に包まれています。ファンの間では、そのイム様の姿が「麦わらの一味」のとあるメンバーに「そっくり」という意見があり話題を呼んでいるようです。
※本記事には、『ONE PIECE』111巻以降の情報が含まれます。ネタバレにご注意ください。
これまでにも、一部のファンからは「イム様が『ネフェルタリ・ビビ』に瓜ふたつ」「『ジュラキュール・ミホーク』の目と同じ模様」などの説が浮上していました。そしてもうひとり、イム様とそっくりではないかと考えられているのが、麦わらの一味の「考古学者」である「ニコ・ロビン」です。
この説が生まれたきっかけは、コミックス101巻第1021話でロビンが見せた大技「悪魔咲き(デモニオフルール)」でした。巨大化したロビンの全身は真っ黒に染まり、角や黒い翼に牙など、まるで悪魔のような外見に変化したのです。ロビン自身も「悪魔にだってなるわ 本当に必要としてくれる人がいるから…!! 頼ってくれる人がいるから………!!」と発言しており、意識的にその姿に変身したことが分かります。
ロビンは世界政府に滅ぼされた「オハラの生き残り」であるため、幼い頃から「悪魔の子」という異名で知られていました。しかし、実際に悪魔のような姿に変身してみせたロビンには、別の「正体」が隠されているのではないかと考えられるようになったのです。
そして、その「正体」とは「イム様の分身ではないか」という大胆な考察が生まれました。これはロビンの「ハナハナの実」の能力とイム様との関連に注目した説です。ロビンは新世界編以降、「全身を咲かせる」技を披露するようになりました。一方、イム様はパンゲア城で「花の部屋」と呼ばれる場所にいたことから、イム様が「ハナハナの実」の能力を「覚醒」させ、その能力でロビンという「分身」を作り出したのではないか、という考察も出ています。
また、ロビンの過去編で彼女が年齢を「16です」と告げるシーンを「『16=イム』という伏線では?」と考えるファンもいるようです。
さらに、第1147話で見せたロビンの変化に注目する意見もありました。同話の最終ページでは、巨人族の国「エルバフ」に襲来した「神の騎士団」に対し、怒りを露わにするロビンが描かれました。このときの彼女の瞳は、イム様と同じく渦巻き模様になっていたのです。過去にもコミックス22巻第201話で、「ミス・オールサンデー」時代のロビンの目が、同じように渦巻き模様になっていたため、何らかの関係性があるのではと推察されています。
いずれも憶測の域を出ない説ですが、ふたりの関係性について多くの議論が交わされファンの注目を集めています。もしもロビンがイム様の分身だとすれば、物語は急展開を迎えることになるかもしれません。
(LUIS FIELD)