“子作り“にドキドキ? 少年には刺激的すぎた「ファミコンソフトの大人な表現」たち
マグミクスが配信した「ファミコンの『大人の表現』で“突先”は見えた? 『限界に挑んだ』ソフト3本を検証」という記事に、多くの反響が寄せられました。ファミコン時代のサービス表現について、読者たちから懐かしい思い出話や追加情報が続々と投稿されました。
サービス描写の思い出が続々

マグミクスが配信した「ファミコンの『大人の表現』で突先は見えた? 『限界に挑んだ』ソフト3本を検証」という記事に、多くの反響が寄せられています。ファミコン時代の大人なサービス描写について、読者たちから懐かしい思い出話や追加情報が続々と投稿されました。
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元となる記事では、ファミコン時代に話題となった「セクシーな描写」、特に胸の「突先」表現の有無について3本のソフトを中心に検証を行いました。
まず取り上げたのは『メタルスレイダーグローリー』で、ヒロイン「エリナ」のシャワーシーンを詳細に検証しました。ファミコンの性能限界を超える描画で話題となった同作品では、全裸でのシャワーシーンから着替え前のバスタオル姿まで、複数の場面でエリナの姿が描かれていますが、結果的に「突先」は確認できないという結論に至りました。
続いて紹介したのは『北海道連鎖殺人 オホーツクに消ゆ』の「中山めぐみ」の温泉シーンです。裏技を使うことで彼女がバスタオルを取る場面が見られ、腰をひねったポーズで乳房の部分まではっきりと描かれています。しかし、「突先」の部分のドットそのものを描かないことで、逆に「なにかが描かれている」ように表現するという独特の手法が用いられていました。
最後に検証したのは『ゴルゴ13 第一章神々の黄昏』で、女性が服を脱ぐモーションが丁寧に描かれ、胸の頂点に肌色とは違う色味のドットが確認できます。ただし、これが「突先」なのか光の影なのかは解釈が分かれるところです。
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この記事に対し、読者からは当時の思い出を語るコメントが数多く寄せられました。元記事でも言及した『メタルスレイダーグローリー』については、「主人公の妹が飛び跳ねるシーンでパンツが見えるシーン」もあるという追加情報が寄せられました。
また『アタックアニマル学園』をあげて、「スペースハリアーっぽいゲームで、そこに出る少女がパンチ〇するというのが話題に。いや、白い1ドットがあるだけなんですけどね」という投稿からは、わずか1ドットでも当時のプレイヤーの想像力をかき立てていた様子がうかがえます。
さらに読者からは、元記事では取り上げられなかった他の作品についても多数のコメントが寄せられました。特に多く言及されたのが『蒼き狼と白き牝鹿 ジンギスカン』の「オルドシステム」です。「女性が全裸で喘いでいるようなグラフィックが表示されるし、たくさん行えば子供も産まれる」といったコメントからは、ファミコンソフトとしては攻めた内容であることが伝わってきます。
『たけしの戦国風雲児』の隠しエンディングについても「割と攻めてた」「よく当時の任天堂チェックを潜り抜けられたモンだ」という指摘があり、ファミコン時代にもさまざまな形で大胆な表現に挑戦していた作品が存在していたことが分かります。
そのほか『桃太郎電鉄』の女湯シーンや、ゲーム以外でも『ダーティペア』や『スペースコブラ』、『シティーハンター』など、当時のアニメやマンガ作品でもドキドキしていた、というコメントも寄せられました。
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数多くの懐かしい思い出話が寄せられたことからも分かるように、ファミコン時代のサービス表現は多くのプレイヤーにとって印象深い体験でした。技術的な制約のなかで生まれた表現の工夫や、それに対する当時の純粋な驚きや興奮は、ファミコン文化の豊かさを物語っているように感じられます。
(マグミクス編集部)