ファミコンの「大人の表現」で“突先”は見えた? 「限界に挑んだ」ソフト3本を検証
「突先」の表現は、時代や媒体によって厳しく規制される場合が少なくありません。まだ昭和のファミコン時代には、突先が見えるゲームがあったのか。表現の限界に挑んだ3本のファミコンソフトに迫ります。
サービス描写はどこまで表現してた?

ジャンルやテーマの幅広さから、プレイヤーが驚くような表現を見せるゲーム作品も少なくありません。そうしたこだわりを見せる開発陣の熱意には、ただただ頭が下がるばかりです。
大胆な表現に挑む作品は、いまはもちろんファミコン時代にも存在しました。そのなかには、プレイヤーの多くが興味を寄せ、しかしあからさまに注目するのはちょっと恥ずかしい「セクシーな描写」に関する話題もひっそりと盛り上がりました。
特に関心が集まったセクシー描写のひとつは、本来であれば胸にある「突先」の表現です。「あのゲームにはきっとある」「いいや、なかった」と、当時の一部プレイヤーが熱く言葉を交わしました。その際によく名前があがったファミコンソフトを、あなたはご存じですか?
●ファミコンソフトの「限界超え」のセクシーシーン
ファミコン史上、最も美しく繊細なグラフィックと評価する声も多かった『メタルスレイダーグローリー』は、カセットに特殊な基板を採用し、ファミコンの性能限界を超える描画を実現しました。
さりげない伏線と終盤における見事な回収など物語面の評価も高いながら、卓越したグラフィックを活かしたセクシー描画も話題となった作品です。特に、ヒロインである「エリナ」のシャワーシーンは、遠目ながら全裸という大胆な描写から始まり、プレイヤーの心をわしづかみにしました。
その場面では、距離があるため細部までは描かれてはおらず、表情も見えませんし、「突先」の描画もなさそうです。その後、主人公の気配に気づいたエリナがバスルームから顔を覗かせるシーンへと続きますが、ここは顔を中心とした小さなカットになっており、やはり「突先」は見えず。しかし、シャワーによる濡れ髪の表現は鮮やかで、さすがのこだわりぶりがうかがえます。
さらに、着替える前のエリナの姿もお披露目されました……が、胸から腰にかけてバスタオルを巻いており、こちらも「突先」は見えず。最もノーガードだったのは、最初のシャワー中の姿でした。しかし、ファミコンの限界を超えた緻密なグラフィックは、エリナのセクシーな様子を美麗に表現しており、見ごたえ十分の場面でした。
●「描くこと」だけがセクシー表現ではない
ファミコンソフトのセクシーシーンといえば、『北海道連鎖殺人 オホーツクに消ゆ』を思い出す人も多いのでは。作品自体は、東京で起きた殺人事件の真相を追うために向かった北海道を舞台に、謎めいた展開に挑むシリアスなアドベンチャーゲームです。
その緊迫した物語の清涼剤となったのが、ヒロイン「野村真紀子」の友人である「中山めぐみ」のセクシーシーンです。
ゲームを進めていくと、とあるタイミングで温泉に入浴中のめぐみと出会う場面が訪れます。といっても、もちろん裸ではなくバスタオルを身にまとっており、「突先」は気配も見せません。ただし、ここで一定の手順(いわゆる裏技)を踏むと、なんと彼女がバスタオルを取り、生まれたままの姿を見せてくれるのです。
立ち絵はやや変わり、こちらに背中を向けて振り返るポーズになりますが、腰をひねっているため、乳房の部分まではっきりと描かれています。そして、気になるその先端は……なんと、何も描かれていません。ただし、単に「突先」がない乳房ではなく、その登頂部分のドットそのものがないのです。
直接描き込むのではなく、胸の曲線と背景の境目のドットをあえて「描かないこと」で、そこに「なにかが描かれている」ように表現する、その発想と手法に驚きを隠せません。





