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『ワンピ』最新エピソードで判明 途中離脱組に衝撃走る「涙」の裏側に驚く

マンガ『ONE PIECE(ワンピース)』(作:尾田栄一郎)は「作品は面白いけど、長さが……」と途中で読むことを中断する人も少なくありません。しかし、途中離脱組が再び読み始めたくなるような展開が最新エピソードで描かれていました。

途中離脱組も『ワンピ』熱が復活するかも?

画像は『ONE PIECE Eternal Log “MARINE FORD”』(エイベックス・ピクチャーズ) (C)尾田栄一郎/集英社・フジテレビ・東映アニメーション
画像は『ONE PIECE Eternal Log “MARINE FORD”』(エイベックス・ピクチャーズ) (C)尾田栄一郎/集英社・フジテレビ・東映アニメーション

 マンガ『ONE PIECE(ワンピース)』(作:尾田栄一郎)は、コミックス111巻、連載28年目を迎えるほどの長寿作品のため、「完結してから観よう」「数冊出たら一気見する」などと購読をお休みしている人も少なくありません。

 なかでも、読者の心をえぐる内容が多かった「マリンフォード頂上戦争編」以降、読むことを休憩している人が多い印象です。しかし、そんな途中離脱組が再び読み始めたくなるような展開が、現在の『ONE PIECE』最新エピソードで待ち受けていました。

※本記事には、『ONE PIECE』コミックス111巻以降の情報が含まれています。ネタバレにご注意ください。

 麦わらの一味の考古学者「ニコ・ロビン」の故郷である「オハラ」は、世界政府から「バスターコール」を受け、ロビンを除く全員が抹殺されてしまいます。そのなかには、巨人族の元海軍本部中将でロビンの恩人でもある「ハグワール・D・サウロ」もいました。

 サウロは長らく故人と思われていましたが、コミックス106巻第1066話で、無事に生き抜いて巨人の国「エルバフ」にいたことが明かされます。そしてコミックス111巻第1113話で、ついにロビンとサウロの再会が果たされました。

 続いて、かつての読者が驚く展開として「王下七武海」についても触れておきましょう。「クロコダイル」や、「バーソロミュー・くま」などの猛者が所属し、世界の均衡を保つ「三大勢力」のひとつとされた王下七武海の制度はもうありません。

 コミックス95巻956話では、王下七武海制度が撤廃されるという衝撃の展開が描かれました。これは「世界会議(レヴェリー)」にて、王下七武海から実害を受けた「アラバスタ王国」と「ドレスローザ王国」の王「ネフェルタリ・コブラ」と「リク・ドルド3世」の議案が可決された結果です。

 ただ、クロコダイルや「ジュラキュール・ミホーク」は、「バギー」と手を組んで犯罪組織「クロスギルド」を結成するなど、転んでもただでは起きない精神力を発揮しています。

 そして、バーソロミュー・くまは「エッグヘッド編」で壮絶な過去が明かされ、いまの読者に衝撃を与えました。くまは、人知れずルフィたちの冒険を見守り続けており、かつて麦わらの一味をバラバラにしたのも、彼らが力をつけて「新世界」を生き抜けるようにするためだったのです。

 さらに、くまは病気の娘「ジュエリー・ボニー」を助けるために、世界政府と自らの肉体を実験体に提供する代わりに病気を治してもらう取引を行います。この取引によってくまは、自我を失う「人間兵器(パシフィスタ)」になったのです。実は「暴君」と呼ばれたくまの実情は、すべての行動が家族への愛と信念に基づいていました。

 そのほか、第1149話では、麦わらの一味の「音楽家」の「ブルック」と、「神の騎士団」のメンバーである「軍子」との間には、過去になんらかの関わりがあったことが示唆されています。驚きの展開が続く『ONE PIECE』をもう一度読み直してみてはいかがでしょうか?

(LUIS FIELD)

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